
2010年10月2日「ミラノ中央駅」の続きです
曇り空でした。駅の屋根を見るとトップライトがたくさんあります。
そのアップの写真を撮ったのは、
トップライトの水切り、要するに雨が入ってこないために使用する板金ですが
私が行った欧州の多くは、鉛を使っているようです。
突然、細かくテクニカルな話ですみません。(^^)ゞ

▲▼これが駅の外観。左の建物の屋根をアップすると…
トップライト(天窓)の廻りが白くなっているのがわかりますでしょうか?

多分、洋瓦の凹凸の多い場所でも自由に形状を変えることが簡単にできるからだと思います。
日本では、もっと硬い板金しか使いません。これなら、素人でも工事やメンテナンスは容易です。
ボローニャの街は、主要通りの建物すべてが、柱廊といって
1階の上に2階以上の階が覆いかぶさり、柱で支えた空間を歩くことが
できるようになっています。

▲離れて見るとこれです。1階部分が通路になっています。すべての建物がこうなっています。

▲▼通路内の写真はこれです。雨や暑いときでもアーケードのようになっています。


▲上を見ながら歩くもの楽しいです。

▲表通りだけでなく…

▲裏通りでも、そういう建物がありますが

▲裏通りの多くは、このように柱廊ではありません。


▲自由に散策していたので、裏通りで工事中の場所を発見!
工事現場が好きですから(笑) 近寄ってみると、やはりレンガブロックです。
▼雨が降る中、広場などを散策していると…




何やら絵になる風景を発見…

▲これ、何となく絵になってませんか…?
小雨が降る中、赤いコートの女性が、傘をささずにアーチ型の門の中を眺めています。
▼その門の中は、広い濡れた石の床に、青い花と僅かな緑の花壇がポツンとある…静かな空間でした。

次回はボローニャでの、エピソードについてお話いたします。
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こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。
住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
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一級建築士事務所 横浜市


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