前回 2014年8月12日のブログを
ご覧になって、質問が来ました。
暑い時期には、「前回のような養生が必要なのでしょうか?」
という質問です。
前回でも少し書きましたが、通常はここまでは、いたしません。
ミタス一級建築士事務所でも、上の写真のように、基礎の立ち上がり部分は
この時期には養生の指示をいたします。
前回は、説明が抜けましたが、
コンクリート打設が午前中だったのです。
午後の陽射しをずっと浴び続けるので、
暑い日には午後の打設を指定しています。
ですが、混んでいて予約がとれなかったことと、
日をずらすと、夏休みを養生期間にあてるという予定が狂ってしまうため、
養生を条件に午前中でOKをしたのです。
ちなみに、寒い冬は逆に午前中の打設を指示します。
凍結を避けるためにです。
では、
「夏の時期に午前中に打設したら、前回のような養生が必要なのか?」
という質問が再度きそうですね。
必要条件ではありません。
現場監督や監理者の判断となりますが
今年のような猛暑であれば、行ったておいた方が
無難だということです。
やらないからダメだということではありません。
但し、水分が不足して硬化不良を起こしたら
工事業者は結果責任が問われます。
スタッフが水をまきに行っていましたが
住宅の基礎で、ここまでする業者や設計事務所はいません。
そこまでは必要ないともいえますが、
より良い基礎コンクリートを望むなら
1週間程度は、行った方が良いということです。
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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!
注文住宅の実例紹介
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