本日は、これから上棟現場へ行ってきます。写真のアップは後日になるので、
先月アップしなかった上棟の様子を掲載します。
この日は、9月23日で天候は悪かったのですが、その日以降も雨が続き
午前中は曇り、午後からは雨でも降水量が1時間で0ミリ~1ミリという
ピンスポットの天気予報を信じ
上棟をスタートしました。
でも、予想以上に強くなたので、早めに上棟式を行いました。
▲▼四方固めで、四隅に塩・洗米・お神酒で清めています。
その後、二礼二拍手一拝(礼)
本日、上棟を行う現場は、地鎮祭や地盤改良など同じ時期だったのですが
最初に上棟を行った現場は、本日が中間検査でした。
▲外壁も囲われました。
▲▼内部の構造材は、ほぼ完了です。
同じ時期にスタートして片方は上棟、片方は中間検査、どうして、こんなに違うのでしょう。
一番の原因は、本日上棟の現場は、給水も排水もない更地だったので、
新たに水道局に申請をして許可を得てその工事が終わらないと前に進めなかったのです。
道路を掘削するので、少し時間が掛かります。
でも、上棟となった本日でも、現在大工さんが棟梁しか決まっていない
との報告を受けて朝から監理スタッフに説教していました。
設計事務所ですから、通常は工務店に任せておけば良いのですが
外壁を囲うまでは、ひとりの大工さんでは大変ですし、困ります。
まして、ミタス一級建築士事務所の設計現場を大工ひとりで行うと
時間が掛かり過ぎます。ある程度進んでからであれば良いのですが、
「工務店の言い訳を、ハイそうですかとただ受けてくるな!」
「どういうつもりで監理を行っているんだ!」
と真面目が取り得の監理スタッフですが、
しっかりと私に絞られました。
ですが、我々設計事務所は設計で魂を入れるだけでなく
監理でも魂を入れて、初めて職人さんも工務店も本気になるのです。
そうしてこそ、ミタス一級建築士事務所ならではの快適な住宅が
見てくれだけでなく、魂の入った住宅ができるのだと信じています。
そういう意味で、ある意味、日本で監理に最も厳しい設計事務所と
いえるかもしれません。
品質の監理は当然ですが、養生期間など工程の監理も厳しく行っています。
今回は、この本日の大工さんがひとりしかいない千葉の現場に
私が横浜から大工を送り込む、場合によってはその大工さんの毎日の宿泊代を
ミタス一級建築士事務所が負担してでも、
スタートしたからには、外壁を囲うまでは2人以上でやってもらうと
スタッフにも、工務店にも通告しました。
快適な住宅を造るためには、損得や面子など無視した正しいこと、
やらなくてはいけないことは何としてでも行うという気迫と行動がなければ
絶対にできません。
そうやって設計と監理で魂を込め
さらにそれに伝染した職人さんや工務店が気持ちを正して取り組む、
そうでなければ、そこに住んだご家族が本当に幸せに毎日暮らせる
住宅はできないと、私は考えています。
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こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。
住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
何となく役立つか、楽しめる内容になることを願いながら書いています。
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一級建築士事務所 横浜市
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