一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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クネット手摺

2018年03月10日 10時53分05秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲階段の右端にある、シルバーの棒は…?


クネット手摺の紹介です。

外部手摺を付けるときに、素材としては耐久性や強度を考えると
ステンレス製やアルミ製が良いのですが、

その欠点は、

・夏の陽射しで異常に熱くなることがある

・冬に異常に冷たくなることがある

ということです。
これでは、必要な時に握りしめることができませんね。

木製は、外部では耐久性の問題がありますので、

住宅の外部階段の場合、
金属の芯に樹脂などで囲った手摺りが、通常は良いでしょう。

さらに、今回紹介するのは、クネクネと波打っているので
どこを握っても力が入って握りやすいのです。

また、手摺の色は、背景と完全に変えて、
暗い時間帯でも、誰でもハッキリ認識できる色にすべきです。



▲これが、クネット手摺 樹脂のカバーを付けた写真です。
最初の写真は、芯材のアルミだけです。



クネット手摺の場合、今回は受け金具を壁と床に付けたこともありますが、

正確な図面をメーカーに事前に描いてもらい、
さらに手摺の取り付け工事もメーカー指定の職人さんに取付けをお願いするのです。

取り付け当日、最初と最後に立ち会って、打ち合わせと確認をしました。

クネット手摺、一度聞いたら、忘れられない名前ですね。
ナイスネーミング! (^^)v


……………………………………………………………………………

ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

注文住宅 横浜市

横浜市 一級建築士事務所


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