古裂。
古裂は時代の判定が難しい。
一見ぼろぼろにみえてもさほど時代のないもの、
逆に、
けっこうきれいにみえているが、
実はかなり時代があがるもの。
この3枚はどうかというと
一番左はおそらくかなり古い。
といってもそれが江戸をさらにさかのぼるのかそうでないのかまではわからない。
レンガ色の糸がみえているが、これは経糸で、本来はみえないもの。
緯糸の金糸が裂傷により姿を現している。
真ん中はさきほど水洗いして裏打ちしてあった和紙を洗いおとした。
これはかなり古い。
いちばん右は?
まだちゃんとみていません。