ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

明代裂金襴

2018年10月08日 10時14分44秒 | 骨董

明代裂金襴

明朝期、15世紀ころの金襴で、

綾地全越組織、平金糸で織られています。

画面で黄色にみえるのは細い糸を束ねたもので、

枯れた光沢部分が平金糸です。

和紙に漆、そして金箔を貼りつけたものですが、

金が剥落し、その下の漆が見え隠れしています。

袋状に仕立てられたもので、紐を通すことができますが、

裂自体のりきがないため、鑑賞用です。

本来の向きは90度回転させたもの。

約22.5×16.7センチ前後

ご売約済、ありがとうございます。