ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

三島半筒茶碗

2019年10月19日 08時55分34秒 | 骨董

三島半筒茶碗

画像からだけですと李朝だと思われるかたが多いかと思いますが、

おそらくは後代の写し的な作品。

尾張藩の造らせたもの、あるいは京都かと思います。

三島といえば、あの有名な「三島桶」があります。

本品は非常に薄造りで手取りが軽い。

井戸茶碗もかなり軽いようですが、実際に手に取ったことがないので比較のしようもありません。

当方が今まで扱ってきた経験からの判断ですが、李朝の重さではないと結論しました。

しかし白化粧土の貫入染みなどからみて、時代はある程度あり、

そうすると先に述べた尾張藩ということもより現実化してきます。

江戸後期から幕末ころかと思われます。

口径 約9.7センチ前後

高さ 約8.5センチ前後

保存箱あり。

ご売約