ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

御深井焼茶碗

2020年01月07日 14時54分48秒 | 骨董

御深井焼茶碗

見込みの円錐ピン目跡から17世紀後半(それ以降の御深井にこの目跡はありません)の作であることがわかる伝世品です。

鳴きはありませんが、見込みのニュウは貫通していますので、

将来的には直しに出された方が良いかもしれません。

非常に好みの茶碗で、

茶陶としてもうしぶんないかと思います。

口縁に金直しが一カ所あります。

じんわり育つ肌に魅せられています。

口径 約13.4−13.9センチ前後

高さ 約5.4−5.8センチ前後

保存箱、包み裂が付属します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


柿の蔕茶碗初瀬山写し茶碗

2020年01月07日 10時27分59秒 | 骨董

柿の蔕茶碗初瀬山写し茶碗

カラーブックスの「茶碗のみかたⅡ」(野村泰三著)に掲載の柿の蔕茶碗「初瀬山」を写したと思われる茶碗です。

口縁の欠けが漆で直されており、その状態から古いものであろうことはわかるのですが、

明確な時代・産地が判別しにくい茶碗です。

個人的には古瀬戸あるいは伊賀かと推測しています。

堅く焼き上がっており、茶陶としてもうしぶんのない作品かと思います。

口径 約13.6−14センチ前後

高さ 約5.6−6センチ前後

箱はありませんので、なにがしか包み裂をおつけします。

ご売約