色絵盃。
現在このようなサイズのものは中国、台湾、日本で煎茶器として使用されていますが、
本来はお酒を飲むために制作された「盃」です。
本品は華やかな清朝期18世紀ころの作品で、
後年の分厚い造りのものとは違い、非常に薄造り、
色が透けてみえるほどです。
おそらくは宮廷で使用されたいたもの、
ゆえに現在まで残っていたのかと思います。
むろん最近中国から日本に渡ってきたものではなく、
古い時代にすでに招来されたもの。
市内茶道関係者からのウブだし品です。
個体ごとに微妙に大きさも違います。
また、金直しのあるもの、口縁にホツがあるものがありますので、
完品をお求めのかたはご入札はお控えください。
径 約セ6ンチ前後(平均とお考えください)
高さ 約3.8センチ前後(平均とお考えください)
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
時代産地は当方見解です。
サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差を含みます。
箱はありません。