ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

色絵盃

2020年06月01日 10時32分55秒 | 骨董

色絵盃。

現在このようなサイズのものは中国、台湾、日本で煎茶器として使用されていますが、
本来はお酒を飲むために制作された「盃」です。
本品は華やかな清朝期18世紀ころの作品で、
後年の分厚い造りのものとは違い、非常に薄造り、
色が透けてみえるほどです。
おそらくは宮廷で使用されたいたもの、
ゆえに現在まで残っていたのかと思います。
むろん最近中国から日本に渡ってきたものではなく、
古い時代にすでに招来されたもの。
市内茶道関係者からのウブだし品です。
個体ごとに微妙に大きさも違います。
また、金直しのあるもの、口縁にホツがあるものがありますので、
完品をお求めのかたはご入札はお控えください。
径 約セ6ンチ前後(平均とお考えください)
高さ 約3.8センチ前後(平均とお考えください)
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
時代産地は当方見解です。
サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差を含みます。
 
箱はありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

萩三島手ぐい呑

2020年06月01日 09時07分19秒 | 骨董

萩三島手ぐい呑

明治期以降の萩の煎茶器かと思いますが、
すこぶるブリが良いので仕入れてみました。
すでに貫入染みが入り、育っていますが、
今後ご使用いただくことで李朝の刷毛目のように育つのではないでしょうか。
今朝(6/1)はこれでコーヒーをいただきました。
ほかふだん使いの器として、お酒、紅茶、ビール、食事の際の湯のみとしても。
画像の通りニュウがありますが、漏れはありません。
径 約8.3-9.4センチ前後
高さ 約4.6センチ前後
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差を含みます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

鉄絵刷毛目盃

2020年06月01日 08時29分12秒 | 骨董

鉄絵刷毛目盃。

江戸後期~幕末。
中国ものかと思い仕入れてみたものですが、
中国でこのような刷毛目はないので、国焼に詳しい先輩にきいたところ、
江戸後期~幕末、唐津に近いところの窯だよ、とのことで、そのまま鵜呑みにしております。
失透性の土灰釉の上に鉄絵で千鳥よりは大きい鳥文を描き、
内側はざっくりとした刷毛目です。
当初かなりの土銹汚れがあったので、だいぶ当方で洗浄しました。
土臭はありません。
薄造りです。
本歌の唐津の盃ほど高いものではありませんが、希少性の高いお品です。
ふだん使いの盃としてご愛用いただければ幸いです。
径 約7.3センチ前後
高さ 約4.3センチ前後
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。