釉肌が魅力的な油瓶 花活
幕末明治期ころの瀬戸の油瓶かと思いますが、
産地は断定に至りませんので、ご理解の範囲でお求めください。
画像の通り、油を少しでもむだにしないための工夫がされています。
持ち手は欠落しています。
口縁上部、下部ともに欠けがあります。
肌は二層で全体に細かな貫入染みが入り、佳き景色です。
仕入れ時内部にかなり油が残っていましたが、
過炭酸ナトリウムとお湯の反応で、かなり洗浄し、きれいになりました。
ただ、においはまだ残っています。
なんとかとくりにならないかとやってみましたが、現時点ではとくりとしてのおすすめ度は2割くらいです。
しかし今後さらに洗浄されることでとくりとしての実用に至ることができる可能性はあります。
口径 約1.9センチ前後
高さ 約16.3センチ前後
胴最大径 約11センチ前後
容量約700ml
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。