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古信楽筒茶碗

2021年12月30日 07時51分37秒 | 骨董

古信楽筒茶碗

 

生まれはおそらく窯道具であろう筒茶碗です。

一部画像でご確認いただけるかと思いますが、

釉肌にカセもみられます。

江戸中ころまでさかのぼるものと推定しますが、

断定には至りませんので、ご理解の範囲でお求めください。

生まれが生まれだけにずっしりと重いのですが、

筒数寄の当方にはそんなことはいっこうに気になりません。

むしろやわいボディより何度も焼成され、焼きしまった頑丈さに惹かれます。

発掘後、掛け花入れに見立てようとしたのか、

入手時穴があったので、当方で埋めました。

ほか、ボディに「入」の文字のような窯ワレや、その他の窯キズ等あります。

底部は糸切り、付着物ありますが、それほどかたつきありません。

口縁にも欠け等ありますが、唇を切るようなものではありません。

釉はまさしく自然釉で、桃山〜江戸初にすでにみられた、灰を意図的にかけたものではなさそうです。

箱はありません。

口径 約8.7センチ前後

高さ 約11-11.3センチ前後

底部脇に成型時のへたりがあります。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。

サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。

時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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