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伝世味の染みた象嵌筒碗 昭和はじめの酒津焼

2021年10月14日 07時46分26秒 | 骨董
伝世味の染みた象嵌筒碗 昭和はじめの酒津焼
 
民芸の作品です。
岡山県倉敷市で明治2年に操業された酒津焼の筒碗、
昭和のはじめころのごく短い期間のみ制作されたいたという朝鮮ものの写しかと思います。
 
柳宗悦が著書「手仕事の日本」の中で「備前焼よりも酒津焼の方が民藝の理に適う」と称賛されたそうで、
たしかにそういう雰囲気もあります。
 
しかしそれ以上に本品から受ける印象は、
経年使用による貫入染みが入り、非常に佳き姿。
 
目立った大疵もないグッドコンディションです。
このような筒碗はいまや希少と言ってよいでしょう。
30-40年焼かれた古唐津よりも希少なのは自明の理です。
 
湯呑み茶碗として制作されたものでしょうが、
茶籠茶碗、旅茶碗などにも。
むろんふだん使いの筒碗、コーヒー、紅茶、
ロックなどにも。
座辺、日々ご愛用いただければ本望です。
口縁に釉切れ箇所があります。
 
口径 約7.3センチ前後
高さ 約8.5センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。
 
ご売約
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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