ルクラシック

京都の骨董ルクラシックです。

南宋陰刻茶碗

2022年06月11日 07時35分31秒 | 骨董
南宋陰刻茶碗

南宋時代の陰刻茶碗です。
おそらく本来は影青(インチン)、青白磁に焼くのが目標だったものが、
釉の成分、その後の土中による内部への浸透により、
画像のような色合いになっています。
口縁に釉下にあると思われるニュウが2本あり、
それがためにか、やや鳴きがあるように思いますが、
ぼそぼそした音ではありません。
薄造り、一気に大量に制作されたためか、非常にスピード感ある造型ラインです。
箱はありません。
これからの季節によろしいかと思います。

口径 約17.1センチ前後
高さ 約5.8-6.2センチ前後
口縁にホツ、高台に欠け、
全体に肌はうっすらとカセがあります。
高台かたつきあります。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。















この記事についてブログを書く
« 市之倉染付細縞文細筒盃 | トップ | 斑唐津徳利 桃山時代 藤の川内窯 »
最新の画像もっと見る

骨董」カテゴリの最新記事