高麗青磁白黒象嵌徳利
（5/1-5/14 seikanetに出品します）
高麗王朝時代の白黒象嵌瓶ですが、
国が衰退しはじめたころのものなのか、
彫ってそこに釉を流し描線とする本来の象嵌ではなく、
彫らずに釉で線を描いただけのもののようです。
それゆえ良い意味ではひょうげた姿になっています。
容量は約200mlと独酌には最適です。
もとより油臭はありませんでしたが、
一応洗浄済みです。
しかし今現在当方でも使用しているため、
到着時、ややお酒のにほいが残っているかもしれませんので、
その点ご留意ください。
箱はありません。
全体に貫入、口に銀直しがあります。
高台およびその付近がカセています。
このシルエットから、李朝時代にさしかかったころのものかと思います。
朝鮮ものが数寄な当方には手放しがたい逸品です。
口径 約3.1センチ前後
高さ 約12.7センチ前後
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にないキズ等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
