李朝徳利
高さ 約12.4センチ前後
容量は正確に計っていませんが、約1合〜1合半くらいかと思います。
なかなか手にすることのできないサイズです。
高麗末〜李朝初期のものですが、
どちらかというと高麗の姿に近いです。
おそらくは草木土灰釉的な釉だと思います。
透明度が高く、全体に貫入があります。
腰にひっつきを剥がした跡、
口縁に丁寧な金直し、
総釉のベタ高台にひっつきがありますが、
李朝とくりのなかでも鶏龍山に匹敵するものと捉えています。
高台かたつきます。
おそらく数年に一度手にできるかどうかの逸品です。
当方で現在毎晩使用していますので、かすかに酒の匂いが残っていることはご了承ください。