ベルギー王立美術館展 美術館現代事情

《ベルギー王立美術館展》を見に出かけてきた。

　上野駅を降りると、いつもアメ横か動物園に向かって一直線。
　動物園に行く手前にこの美術館があることは知っていたのだけれど
　入ったのは初めて。

　会場に入ると、なんだかみんな同じ方向に向かっている。
　その先には24時間心電図の機械のようなものが積まれている。
　なんでも、作品をより理解するための音声ガイダンスが流れるものだという。

　美術館に足を運んだことのない私。
　自力で作品が理解できるはずがない・・
　ってわけで迷わず500円を払ってその機械を借りた。

　いやあ便利なものがあるものだ。

　展示してある作品の横に書いてある番号を入力すると、
　その作品にこめられたメッセージをはじめ、
　いろんな話が聞けて作品を見るのが楽しくなった。
　時にはバッハなどの音楽も挿入されていて、
　今の美術館事情にただただ感動！

　フランダースの犬の主人公ネロが、
　ずっと見たかったルーベンスの絵が
　実際にあることも今日はじめて知った。

　あの時ネロが見た絵と、
　今日私が見た絵は同じではなかったけれど、
　私は私で　ルーベンスの絵に感動を覚えた。

　新聞屋のお兄さんが置いていってくれた一枚の招待券で
　こんなに幸せ気分になれたことに感謝。
　今度、美術館めぐりをしてみようかなあ。
　音楽とはまた違ってとても面白かった。　
　
　ベルギー王立美術館展
　今週の日曜日までらしく　バーゲン会場のように
　すごい人だった。
　隣では　ダリ展もやっていたようだ
　美術に造詣が深い人が　こんなにもいるんだなあ・・・