こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

渡る世間は神ばかり

2007年03月23日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ

神戸教室、Oさんの新作、「木蓮に尾長鳥」です。
手元にあった原画には題名がなく、鳥piyoの名前がどうにもわかりません。
「学僊」のサインだけが何とか読み取れたので、ネットで検索したところ、明治時代の日本画家、大庭学僊(おおばがくせん)にたどり着きました。
ほんとに便利な世の中になりましたね・・・って、年寄りみたい?meromero2
山口県の出身ということで、早速下関市立美術館へコピーをお送りして、何の鳥か、お教えいただけませんかとお手紙mailしたところ、あくる日にすぐにお返事が!!
とってもご親切なお手紙と共に、この絵と対になっている別の絵のコピーまで添えられ、感謝感激でしたkirakira2


何の鳥なのかがわかるまで、お仕上げがなかなか出来なかったのですが、それからはす~っと筆が運び出し・・・symbol6symbol7
お会いしたことも、訪れたことも無い地の方に助けていただいたのが嬉しく、感謝の気持ちに自分の本をお送りしたところ、またまたご丁寧なお葉書をpost
「こちら方面へお下りの節には是非お立ち寄りください」と。
お~~~、将来の夢である全国縦断展覧会、山口県は下関に決まりですね~~~niko