先週だったかここで 軽井沢が大昔から人の往来があったり 住み暮らした形成があったお話をしたけれど
軽井沢町の 文化財リストに載っていない遺物、遺構があって
その画像が 手に入ったんで紹介するね
弥生時代末期(古墳時代前半とも) と言われている 縣(=県:あがた)遺跡 から昭和51年に出土した2点の 土器
碓氷バイパス沿いのミカドコーヒーの お店の入口周辺を 碓氷バイパス道路建設で削り取り始めた時に
別の土器片が発見されたりしたのをきっかけに 遺跡の発掘調査が開始されて 2軒の住居址が発見され
この土器も 破砕した状態で発見されたのを こんな風に緻密な作業で復元されたそうなんだ
報告書や詳細な資料は 「 北佐久郡軽井沢町県遺跡の調査 」という書名で軽井沢図書館に蔵書があるし
ミカドコーヒー店舗の周辺から 新幹線の通過位置周辺までの分布図については
軽井沢図書館に蔵書もある 「軽井沢町遺跡詳細分布調査報告書」が NETでも公開されているし
軽井沢町のHPからもアクセスできるようになっていて それによると
「 軽井沢町には古くは縄文時代から近世にかけての遺跡が93箇所あります 」
と 解説されているね
今度の日曜日 1月24日(日)まで 残念ながら軽井沢町の図書館は 新型コロナ感染防止で休館中だけれど
厳寒高冷涼地として広く知られていた軽井沢が 縄文やそれ以前、それ以後の時代、時期から
人の往来や暮らしの姿があったなんて ちょっとワクワクしませんか?
この お話をきっかけに ステイホーム中 考古学や歴史、自然なんかに興味を持つのはいかが?
判ったことは また ボクにも教えてね