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今日は「貧者の核弾頭・企業アマ制度考」の項を取り上げます。
(この話は干支で一回り昔1994年に書かれてます)
企業アマ制度とは何なのでしょう?それは、企業がクラブのスポンサーで
あるだけでなく、丸がかえしていると言うきわめて特殊なシステムです。
丸がかえであるから、本体が不況になれば休部・廃部の憂い目に遭う。
成績に関係なく会社の定例人事で部長。監督などの体制が変わってしまい
長期的展望化の強化が難しい。ひいては、ラグビー好きの社長の道楽で
やっていたりして、伊勢丹のごとく、社長の失脚とともにグラウンドが売却
されたりする。神鋼だって亀高体制が変わったらどうなるか分からないの
です。
しかし、スポーツ文化が貧しく、インフラ(グラウンドなど)が整備されて
いない日本には最適なシステムであるように思われます。企業アマ制度
の問題点は、それが何十年経っても成熟しない点にあります。企業の
宣伝広告のために存在し、会社の福利厚生部門に位置づけられている
のでは仕方ないのかもしれません。
スポーツは、サッカーのワールドカップの成功を見るまでもなく、21世紀
最大のビジネスです。膨大な利権を持ち政治的社会的にも独立性を保つ
ことなどできない文化事業となってしまいました。サッカーも五輪も選手を
守ることはできなくなってます。試合開始時間をTVの都合に合わせ、
酷暑の中でゲームをさせるなどは論外の暴挙です。遅れてきたラグビー
界は、先行競技のたどった道を繰り返すことを避けられるはずです。
でも考える時間はあまりにも少ない。行動あるのみ。とくくってます。
話を現在に戻しますと、トップリーグが発足して今年で4年目、チーム
数を14に増やすという改革を行ってますが、実情は12年前とどれくらい
変わっているかが問題ですね。もちろんプロ契約を推進しているチーム
もありますが、多くはまだ企業アマチュアのままなのかもしれません。
競技する選手のために、応援する観客のために本当の改善はまだまだ
これから必要なのだと痛感します。
では、次回はからは、もう一冊の問題の本。WC1995の後に書かれた、
ラグビー黒書について触れて生きたいと思います。