瑞穂のラグビー好き

ラグビーをみんなで盛り上げましょう

GW特集:懐かしのラグビー本(黒)の2

2006年05月05日 | 本の紹介
1クリックお願いします。
 人気blogランキングへ

 今日は「どうして誰も責任を取らなかったのか」の項を取り上げます

 WC本番の2ヶ月前、髭の貴公子「平尾誠二」氏が、ルーマニア戦でSOと
してカムバックし勝利した。ただし、これがジャパンが積み上げてきた3年間へ
の全否定のであることに言及する記者はほとんどいなかった。

 南アフリカで記者が眼にしたのは、カジノ、ゴルフ、そして145点でした。
連日カジノへ繰り出す神鋼軍団の行動を諭すどころか、一緒になってゴルフ
&カジノ三昧では、弁解の余地はない。主将やコーチの肩書きがなくっても
ミスター平尾はラグビーマンにとって特別な存在であり、選ばれし者に付いて
回る責任・義務があるのです。

 対ニュージーランド戦に出ていなかったとしてもフィールドで戦った選手以上
に責任があるはずです。

 南アで交わされた会話は、要約すると以下の通りでたらい回し。
  小藪監督 「それは団長に聞いて」
  白井団長 「平尾が決めたことだ」
  平尾氏  「僕はアドバイスしただけです」

 以後は私の感想 
  んー、この後、’99年WCを平尾氏が率いて行ったのが信じられないですね
  (元オールブラックスを加え、チェリー・ブラックスと皮肉られましたが・・)
  
  2006年の現在、監督制からヘッドコーチ制に変わり、H.Cエリサルド氏が、
 選手の選抜とコーチングに選任できる体制がやっとできた。昨年の代表の
 不祥事が不幸にして起こってしまった時には太田GMが対応するといった
 分業制となり、やっとラグビー協会の本気が出てきた気がする。
 惜しむらくは、10年前にもっと真剣な強化策を打ち出していれば、145点の
 汚名は防げたのではないかと悔やまれてならないのです。あと16ヶ月で
 WCの本番を迎えます。至上最強のジャパンが胸を張って遠征できることを
 期待します。