ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

体育祭に感謝

2014-06-21 14:06:24 | 家庭生活
今週、ケン太の学校の体育祭がありました。

月曜日に体育祭の練習があると登校したので、

「体育祭はいつなの?」と聞くと
「知らない」って

私は予定表を見て、知っていたのだけど、
ケン太に敢えて聞いてみたのでした。

本当に知らないのか、
そこから話が膨らむのが面倒だから知らないことにしたのか・・・
前者の可能性が高そうですが

そう言われたら、「あ、そう」と黙るしかありません。

「プリントは貰ってないの?」と聞くと
「貰ってない!」と断言。

体育祭の案内なら、先週のうちに貰っていると思うけどね。
お休みしている間に配布されて、そのまま貰えていない気がします。

それでも本人に不安な気持ちなど微塵もないのだから、
私が気にしても仕方がないことです。

ただ、私は小中一緒だった子が同じ学校に転校してきたので、
そのママ友と一緒に見に行く約束をしていました。
「プリント貰ったら見せて」とケン太に言っておきました。

さすがに前日になっても貰わなかったので、
ケン太は友達に確認し、すでに配布されていたことを知ったみたい。
LINEでプリントの画像を友達に送ってもらい、
私にも転送してきました。



それで、いざ、体育祭へ

ケン太は最初、リレーの選手に選ばれたと言っていたのに
二日後に、「俺、選手じゃないみたい」って。
期待していただけに、ちょっとガッカリ

競技のエントリーは生徒達の自主性を重んじているようで、
エントリーしなければ、全体競技のみ。

ケン太が参加した競技は、綱引きだけ。
他はエントリーしなかったということです。

ちょっと寂しかったけど、
友達の中のケン太の笑顔がみれてよかったかな。

会場は体育館だったのですが、
生徒席に座らず、体育館の外で、ひとりポツンと本を読んでいる子。
同じく、ずっとうつむいてソファに座っている子。

そんな子が数人・・・
皆と同じ空間を共有できない子もいるんだな・・・と。

普通の高校だったら「何してんだ。こっち来い!」だろうけど、
この学校には難しい子がたくさんいるので・・・
会場まで来るだけで精一杯の子もいるのでしょう。

一緒に行った友達の子も今、ちょっと不安定なのです。
コミュニケーションがとっても苦手な子です。

今日、ここに来れるかどうかさえ、当日までわからなかったし、
無事、ここに来れて、会場の空気を吸えただけでよかった。
なによりも皆の中で座っている姿を見れて、嬉しかった

と言ってました。

私達って、普通のことがありがたいのよね!
感謝だよね!って。

そんな気持ちを再確認できた体育祭でした。




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コメント (2)
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