ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

闇バイトをしてしまう子の家庭

2024-10-25 23:53:11 | 思うこと
今、世間を騒がせている「闇バイト」
毎日のように取り上げられていますね。
 
闇バイトに手を染める・・・本当に他人事ではなくて
けん太が常に金欠なもので
 
情報番組で取り上げられていると、じっくり見てしまいます。
 
今日も取り上げられていたんですが、先日、どっちが「闇バイト」?という質問が3問ありまして。
その質問とは、これでした。
よかったら答えてみてください。回答が右側に出ちゃっていますが
 






多分、大人の方はほとんど正解とは思いますが。
回答した高校生250人のうち全問正解できた割合がなんと・・・約23%ということでした。
 
これには、びっくりしました
 
以前は、堂々と「闇バイト」として表記して募集していたので、「怪しい仕事だろうな」と想像できたと思いますが、
これだけ社会問題となってきたので「闇バイト」では人が集まらず、最近は「ホワイト案件」などと仕事を偽って募集しているので、わかりにくくなっているとは思います。
でも、そのニュースを知っていれば、「ホワイト案件」こそ「ブラック案件」なので、②はⒷが正解とわかるはずなんですけどね。
 
今は、テレビで流れるのを見聞きするというより、ネット上で自分の興味のある内容を閲覧するという感じでしょうからね。
この件について、知ろうと思わなければそれまで・・・なのかなと思いますね。
 
実行犯は次々と捕まっていますが、指示役の特定はなかなか難しいようでして、
まずは、「闇バイト」の手口を知り、それにひっかからないようにすることが大事と、いろんな策がとられているようです。
 
バイトルでは、生成AIを活用した「闇バイトチェックAI」を開始したようですし、
警察署と「闇バイト啓発イベント」を開催し、高校生に向けて、トラブルを防ぐためと安全なバイト探しの講演会など行っているようです。
 
今日、愛知県警本部長が会見し「勇気を持って警察に相談に来た場合、警察は本人や家族を保護する」と言っていましたね。
相談に来た本人が、すでに実行犯であれば、逮捕されますが、逮捕されることで、身を守れます。
家族も場合によってはシュエルターに入ってもらって身の安全を確保するようです。
 
身元を知られてしまったことで、逃げ出せず犯行に及んでしまったというケースが多いですが、実際に途中で逃げて、本人や家族に危害が及んだ例はないそうです。すでに警察に通報されている場合もあり、犯人にとっても脅しを実行するにはリスクが高いからだそうです。
それに指示役は海外にいるケースもあり、そもそも実行できないのだとか。
 
 
「闇バイト」に手を染めてしまうような子というのは・・・
 
親との関係性が築かれていない子が非常に多いそうです。
会話がない。食事を一緒にとらない。
 
親を信頼していない。敵だと思っている。なので他の大人も信頼していないというケースも。
 
家を出た場合、家賃などが滞納して、生活困窮者となってしまうことも。
でも、普段から会話がない親にはヘルプを出せない。
自分でなんとかしようと思い、高額バイトに申し込んでしまう。
 
こんな「自立」は悲しいですね。
家を出ていたとしても、行き詰ったら親に相談できる。
場合によってはヘルプを出せる。
 
そんな親子関係でありたいですね。
 
 
 
この話を聞いて、けん太とは話は出来ているし、親子関係もまあまあなので、大丈夫かなとは思ったのですが。
とはいえ、金欠なので
 
テレビで見聞きした内容などは、なるべくけん太に伝えるようにしています。
 
けん太は、「へぇ~」とも「ふ~ん」とも言わないのですが、黙って聞いているのは、聞いている証拠です。
阻害してくる場合は、聞きたくない証拠なので、その時は止めておきますが
 
今日は、闇金でお金を借りて、返せなくなった時に、「闇バイト」を強いられるケースもあるという話をしたのですが、
「闇金で返せなくなったら、臓器提供させられるか、蟹工船に乗せられるかだろ」と。
 
蟹工船の話をじっくりと聞かせられました
睡眠3時間、夜間の作業で、船から落ちたらそのまま海に沈んで助けることができない場合も。1週間で船に蟹が一杯になったら戻ってきて、1日休んでまた漁にでる。かなりの過酷な仕事。それを1年くらい?1千万くらいにはなるだろうけど・・・という話。
なんかその漁の映像とかもみているそうでして。
 
なんでそんなの見ているんだい??って話ですが
でも、それがわかっているのなら、簡単に闇金に手を出さないかな?
 
「場合によってはトヨタの期間工だな。600万は貰えるからな」とも言ってました。
そうなることの想定もしてたりして??
 
 
けん太と話していると、けん太はニュース番組など見ていないので、
何回も取り上げられていて、当然、皆、知っているだろうと思われることを、けん太は全く知らなくて、びっくりすることがあります。
 
逆にけん太に「え?知らないの?ホントに?ホントに?うそ~」ってびっくりされることがあります。
 
世代間ギャップもありますが、情報源が全く違うんだろうなと思います。
 
 
やっぱり話することって大事だなって思いますね。
 
私は子どもの世界を垣間見れて、
けん太はおばさんの世界を見せられて(笑)
 
お互いの情報をより多くしていければいいと思うし、
それぞれの価値観に触れて、受け入れられなくても、受け止めて(笑)
否定はしない。(ここ大事ですよね。会話ができる関係性を保つために)
そんな関係性を保っていければなと思います。
 
 
 
 
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