MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

7月7日生れのジャズマン ハンク・モブレー  ジョー・ザヴィヌル

2022-07-08 08:22:21 | 音楽夜話(ジャズ)
7月7日生れのジャズマン ハンク・モブレー  ジョー・ザヴィヌル


Hank Mobley (Saxophone) 1930–1986.  生誕92周年 没後36年


ブルーノートでのサックスの雄。
「落ち着きがあって精妙かつ歌謡的であり」(WIKI)このようなアプローチが
好みの方には受けがいい。コルトレーンでも、ロリンズでも、ゲッツでもない
モブレー。こういうところがジャズの楽しみなのかもしれない。
最近、行けてない同名のJAZZBAR。お堅いことなしで・・・。


No Room for Squares
https://www.youtube.com/watch?v=Gd01K5Kj89k&list=OLAK5uy_kSgy6bQgRI13WIZvxROTG7lEcIVAmpCK8


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Joe Zawinul (Piano, Keyboards-Various) Vienna , Austria, 1932–2007.  生誕90周年 没後15年


音楽の都ウィーン・オーストリア生まれというのも驚いたけれど、クラシックじゃなくてJAZZにいく。
それもウエザー・リポートで一世風靡。才能というのはどこで芽吹き成長し、花開くかわからない。


個人的には「Mercy, Mercy, Mercy! Live at "The Club"」キャノンボール・アダレイの
アルバムにあるこれが好き。


Mercy, Mercy, Mercy (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=W9mYN0Tkoik&list=OLAK5uy_l2R1JZd9PbZX5IgsdJDDqLpINPVzkgvos&index=3



小泉和裕指揮新日本フィルハーモニー交響楽団 演奏会 20220219

2022-07-08 08:18:29 | 音楽夜話(クラシック)
7月7日


02:00-04:30 19.00-21.30 Polskie2


シューマン: 交響曲第1番 変ロ長調 op.38 「春」
フランク: 交響曲 ニ短調
小泉和裕指揮新日本フィルハーモニー交響楽団
2022年2月19日 東京、すみだトリフォニー・ホール


ポーランドのネット・ラジオからクラシック番組のプログラムに
日本の楽団の演奏会のプログラムが載っていた。
今回は逆輸入で。


どのようないきさつで、このような演奏会がプログラムに載るのか。
NHKでも海外の演奏者の物は、番組に載る。国内のオケものは、年に1-2度
特集で集められてすることはあるけれど、このような形はすくない。


最近はYOUTUBEで楽団自身が配信することもあるけれど、日本の楽団の
紹介は極めて少ないと思う。


プログラムも何気に地味というか定期公演だった(#640)。
指揮は、かなフィルでも時々振られる小泉氏だ。
かなり長年国内で活動されているし、オーケストラのコンサートを
聴きに行っていた時代は、時折、聴かせていただいた。


新日本フィルハーモニー交響楽団の初代音楽監督(1975年1月~1979年12月)だった。
73年にカラヤンコンクールで優勝、彼の薫陶も受け、ベルリンフィルやウィーンフィルを
若い時に振ったりもした。しかしながらまだ70代。
指揮者のこれからの時期にすすまれる。


すみだトリフォニーホールを住家としている新日フィル。
ホームに聴きに行ったことはない。他の団体や、JAZZコンサートで行ったことはあった。


今回のシューマン「春」。シューマンは2・3番は聴くのだけれど、1・4番はご無沙汰
している。自分のレパートリーに入っていない。
聴いてみた。多分、小泉氏の中では手の内に入っているのかもしれない。
軽く音楽が進んでいき、アプローチも的確な感じがした。普通と言ってしまえばそれまで
だけれど、そこに旨味を感じさせることができるのは、やはりベテランだからだろう。
聴き終わったときには、リピートしてみる気になったからきっと本物だろう。


ドイツロマン派を得意とされているということだったけれど、フランクもさることながら
お得意の1曲ということだった。この曲は昔神奈川フィルで聴いたことがあったが、
その時はよくわからなかった。それからご無沙汰している。


今日は聴いてるうちに引き込まれた。これもリピートすることになるだろう。
フランクと言えば、ヴァイオリン・ソナタ位しか知らなかったけれど、
もう一つレパートリーが増えるかもの予感。小泉氏に感謝。


シャルル・デュトワ指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会202200705

2022-07-08 08:13:56 | 音楽夜話(クラシック)
7月6日


05:25-07:00 22.25-24.00 Espana


ラヴェル:組曲「クープランの墓」
同:ピアノ協奏曲 ト長調
(チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
シャルル・デュトワ指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
2022年7月5日 グラナダ、カルロス5世宮殿から生中継


モナコ公国にある、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は
この名前になってから、42年の歴史があります。現在は山田和樹氏が
音楽監督を務めています。


今回はデュトワ氏がタクトを振りますが、生放送とはいうものの、
MCの時間が長く、曲間のMCも長いため、一応、1時間半程度の放送時間
では入らず、こちらの時間で、チャイコフスキーの4番が始まったのは
7時を過ぎていました。放送枠でははいらないとおもいますが、
曲は放送されています。アルゲリッチとデュトワとは、以前、婚姻関係に
ありましたが、現在は離婚されていて、仕事上はこのように、タッグを
組むこともあるようです。アルゲリッチもこのピアノ曲とて骨の折れる
ものだろうけど、もろともせず弾きこなしていました。オケもそれに
ついていくような感じで、デュトワの棒捌きも、アルゲリッチありき
の様なところがありました。


ラヴェルの曲はコンサートでもよく取り上げられるし
多分デュトワ氏のレパートリーなのだろうと思う。
今回の演奏は、なにか風情が感じられ脱力感もあり、アンサンブルも綺麗で、
木管の響きがよかった。デュトワはオケにフランスの香りを与えている。白眉。
アルゲリッチのソロ曲のアンコールもありました。


パソコンでの録音は、このクープランだけで、切れており、ピアノ協奏曲は
実時間の生で聴いた感想。チャイコフスキーは結局録音できてなかったので、
聴けていない。こんなことも時折ある。遠方のライン・チェックは、
時折きびしいものがある。




7月9日の03:00-05:30 20.00-22.30 NL_Radio4で、このプログラムが
放送される。 Espanaでは生放送で1時間25分だったけれど、 NL_Radio4
では、収録後なので編集されてあれば、2時間半の番組なので、いくら何でも
完パケで行ってほしいと思います。夜中なので、いつものように、パソコンの
予約録音で・・・。

7月1日  NHK-FM 第1961回定期公演 鈴木優人指揮

2022-07-08 08:06:40 | 音楽夜話(クラシック)
7月1日


19:30-21:10 NHK-FM 第1961回定期公演


バッハ(鈴木優人編):パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.15
ソリストアンコール:イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番ホ短調作品27-4より第二楽章サラバンド
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
郷古廉(ヴァイオリン)
鈴木優人指揮NHK交響楽団
2022年6月22日 赤坂、サントリーホール


BWV582は多分初めてはオルガン演奏で聴いたと思う。ヴァルヒャあたりで、
編曲版を知ったのはかなり後になってからだと思うけれど、ストコフスキ―というと、
ディズニーのファンタジアを思い起こす。582は彼の編曲集のCDで聴いたと思う。


ストコフスキ―はパッサカリアでは弦を重厚に鳴らしてある意味華麗にバッハを印象付ける。
フーガでは、金管も加わり色を添えていく。トランペット~フルート~ホルン~低音部が
加わり曲の厚みを増していく。そんな華麗な演出が施された編曲だった。


鈴木版は世界初演に当たる。初めは低音部から入っていき、木管にバトンが渡り、
弦楽のアンサンブルが鳴り、木管部に渡り、フルートに行き、ピッコロトランペットと
チェロが絡み、アンサンブルになりグロッケンが色を添える。その時の弦の伴奏は
ピチカートだったりする。重厚な金管のテーマが聞こえ、まとめに入る。
それこそブリテンの青少年のための管弦楽入門的な感覚が聞こえる。
弦と木管の小さなアンサンブル挟まり、トロンボーンが見え隠れし、弦楽に
移っていく。この部分はフーガに入っているのかもしれない。
木管にバトンは渡り進んでいく。テーマに戻り、アンサンブルになる。
楽器が絡まり膨らんでいく。最後の大団円。フーガが展開される。


編曲的にはかなり細かく手が入っていて、バッハの骨の部分は確実に取り入れられていて
ストコフスキーの様な演出でなく、もっとバッハよりで細かく音が動き、管弦楽が良く鳴る
ようなことも考えられているように聞こえた。


ブリテンとショスタコーヴィチはよくわからない。これは今も変わらない。
深く入れない一要因だ。だけれども、今回はソリストの郷古廉氏の演奏も堂々としていて、
集中力があり引き込まれた。
アンコールのイザイも好きな曲だったりする。曲調も本編と合わせてある
気もして、トータルで自分のパートを演出していた。


モーツァルトのジュピター。古楽寄りのアプローチではあるけれど、彼が振ると、
生き生きして聴いている方も引き込まれる。演奏者も結構気合入って引き込まれて
弾いているのではないかと思う。これは親子ともどもの感じで、このパッションは
どこから来るのだろう。ネーメとパーヴォとはまたちがう親子同業者のありかた。


ショット社HP(BWV582編曲版について)
https://www.schottjapan.com/news/2022/220621_143700.html