MOBU'S MUSIC MAZE

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トウフィク・マートウク指揮 ルーマニア国立放送管弦楽団および合唱団演奏会

2022-05-19 11:32:05 | 音楽夜話(クラシック)
5月19日


01:00-03:00 19.00-21.00 RadioRomania


モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
アンコール:ショパン ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2


同:ミサ曲第18番 ハ短調 K.427「大ミサ曲」


Aimo Pagin(ピアノ)
Teodora Gheorghiu(ソプラノ)
Marta Sandu-Ofrim(ソプラノ)
Andrei Lazăr(テノール)
Marius Boloș(バス)
トウフィク・マートウク Toufic Maatouk指揮ルーマニア国立放送管弦楽団および合唱団
2022年5月18日 ブカレスト、ルーマニア国立放送コンサートホールから生中継


23番は情感がよく伝わる演奏だった。時折、このような演奏に当たる。
なかなか聴くことはできないけれど、当たったときは、聴取後満たされた感じになる。
アンコールのショパンでも、テンポを揺らしてその中から生み出される音楽は
演奏者の中から出てくるもので、聴き手に充実感をよびおこす。


大ミサは彼の作品の中でも有名な1曲。ずいぶん久しぶりに聴いた。
割とモーツァルトの宗教曲はカラーがあるというか、バッハの様な
モノトーン感はない。色付けされてるという感じがある。


この曲もある意味華やか。主をたたえるところは思い切り明るい音楽になっている。
この曲もレクイエム同様未完なのだそうだ。コンスタンツェとの結婚を父姉に
認めてもらうということも含めて書かれているという。


色々な思惑があるにせよ、モーツァルトも色々あったのねという感じがする。
よく練習されていてトレーニングされた感のある演奏。細かいところまで指示が
行き届いている感じがする。


キリエ・グローリア・クレド・サンクトゥス・ベネディクトゥス
5部から成った。




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