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押尾コータロー・押しても弾いても 5月6日。打田十紀夫

2022-05-07 07:04:25 | アコースティック・ギター・トリップ


押尾コータロー・押しても弾いても 5月6日。打田十紀夫



話は昭和の時代から始まる。

デビュー前19歳の彼を知ってる打田氏。無口な青年だった。ご本人は緊張していたとのこと。


押尾:当時、打田氏のスタイルは完成していた。ラグタイムからオリジナルも作って活動している。


打田氏のギターとの関わりは演歌から始まり、流しのギターをということで始めたものが、
ブルースにつながり、レコードを輸入して聴いて勉強した。ステファン・グロスマンを知ったのも
このころ。ミシシツピー・ジョンハートなど弾いていたらうまくなったと言われたが、情報も流れて
おらず、高価な関税を払って輸入して聴いていた。


押尾:打田さんは、スタイルを貫く潔さを持っている人。
打田:押尾君の画期的なところは、マイケル・ヘッジスのマニアックさと、シーンに躍り出る音楽性、
ヘッジスとJ-popを合体したところにある。立ち位置で弾くギターもかっこいい。若いギタリストが
あこがれる市場を作っている。最初の入り口はそういうものだろう。


番組の前半で、YOUTUBEで押尾氏のコピーをされてる方が多いとのメールが読まれていた。
今はネットの普及で、そのような伝わり方もできる世の中になった。


初セッション 「ピッグ・ミート・ストラット」


打田十紀夫氏監修:アコースティックブルースギタ―小曲集
アコースティックギターマガジンで22年連載していたのは
驚きだったが、それをまとめて音源までつけて、出したのは
ステファンを超えたかも。これは誰でもできることではなく、
彼の積み重ねが実を結んだものだと思う。それほどメジャー
でない世界の物だけに、後世に紙媒体で残せたのは幸いだと
思う。 キンドル版での購入は音源は出版元で調達できる。
ネット媒体でも使えるようになっている。
昭和のころと比べると、各段の学びやすさになっている。
先人の苦労が実を結んだ一つ。

内田さんや岡崎さんや浜田さんや南澤さんなどの名前を
久々に聴いて懐かしかった。先輩方はあまりギターを
パーカッシブに叩かないが、今でもこの方たちは
活動されてるし、アコースティック・ギターの世界を
喧伝されている。



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