MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

サイモン・ラトル指揮 ロンドン交響楽団演奏会

2022-05-06 23:15:50 | 音楽夜話(クラシック)
5月5日


03:30-06:00 19.30-22.00 BBC3


ドヴォルザーク:アメリカ組曲 op.98b
ウォーカー:ライラックの花
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
ニコル・キャベル Nicole Cabell(ソプラノ)
サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団
2022年3月10日 ロンドン、バービカン・ホール


ラトルはベルリンフィルを辞してからロンドンに移ったが
手腕は変わっていないと思う。
割と手堅く聴かせる。外さない。プログラムに個性を持たせている。


アメリカ組曲は、ピアノ曲として作曲され、のちに管弦楽版が出版された。
生前は演奏されなかった。
5楽章あり20分弱の組曲。
管弦楽版
第1曲 Andante con moto
第2曲 Allegro
第3曲 Moderato (alla Pollacca)
第4曲 Andante
第5曲 Allegro
つかみとしての選曲もよく、管弦楽版は
余り演奏されない珍しいものなのかもしれない。
アメリカの印象も含まれているような曲調が印象的。


ジョージ・T・ウォーカーJr(1922~2018)の曲。女声と^オーケストラのための作品。
娯楽的な作品でなく、もっと、芸術的な感覚の作品。いい悪いとかでなく
好き嫌いの範疇にもなく、現代美術を見るごとく、感じるものかも。
4つの楽章からなる、声楽とオーケストラのための音楽。


アンコール:曲目 ‎ザビエル・モンサルヴァッジ/‎ネグリトを眠らせる子守唄‎


シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
ここのところ、シューマンが続く。
シューマンは2楽章のメリハリがよかった。3楽章はむせ返るようなロマンは
なかったけれど、終楽章はアンサンブルのまとまりもよく大団円。



コメントを投稿