7月19日
02:00-05:30 19.00-22.30 Espace2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
若々しいベート―ウェンが聴けた。モーツァルトとは違う質感。
去年の今頃は、ヴェルビエ音楽祭でモーツァルトのピアノソナタ全集を
弾き切って会場を沸かせていた。今年はソリストで、ベートーヴェンを
弾いている。嘱望されて参加していると思われ、経験値を上げている。
02:00-05:30 19.00-22.30 Espace2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
若々しいベート―ウェンが聴けた。モーツァルトとは違う質感。
去年の今頃は、ヴェルビエ音楽祭でモーツァルトのピアノソナタ全集を
弾き切って会場を沸かせていた。今年はソリストで、ベートーヴェンを
弾いている。嘱望されて参加していると思われ、経験値を上げている。
ネットの記事によると、アルゲリッチの代役だったとか。
何時そのようなことが言われるのだろうか。きっと、プログラムの変更は
ないだろうから、藤田氏のレパートリーにあったのだろうけれど、彼の
2番は耳にしたことがなかったからある意味意外だったけれど、それに
してもどこで用意ができていたか。プロというのはすごいものであるなと
いうことを改めて思った。
ソリストアンコール
1バッハの曲
2曲目不明
同:交響曲第9番 ニ短調 op.125 12444
この時期に国内ではこの曲を聴くことはほとんどないが、海外では
逆に6‐8月月くらいに催されることが多いような気がする。
長丁場の曲なので、集中することが難しい時には聴けないけれど、
日本の楽団が一番多分演奏回数が多くそれなりのスキルで迫るので、
海外よりも上手いかもしれないという話もある。
しかしながら、海外もさりとて頑張っている。
ミュンヘンバッハ合唱団も合唱で楔を打ち込む。バス(バリトン)が
朗々と終楽章の下りを歌いだすと、やっとここまで来たという感じになる。
祝祭的な感じも醸し出されて、大団円が待っている。
人類は兄弟になれるのだろうか。室内管弦楽団だけれど、ものすごいボリュームで
迫ってくる。鳴らし切るような勢いでエネルギーをぶつけてくる。
このような第九も珍しいかな。最後は空中分解しかねないテンポで終結部に
突入。最後の1音を取りに行った。すごい第9だった。
会場は沸いている。
藤田真央(ピアノ)
ユリア・マリア・ダン(ソプラノ)
エマ・ニコロフスカ(メゾソプラノ)
AJグルッカート(テノール)
ミハイル・ペトレンコ(バス)
ミュンヘン・バッハ合唱団
ガーボル・タカーチ=ナジ指揮ヴェルビエ祝祭室内管弦楽団
2022年7月18日 ヴェルビエ、サル・ド・コンバンから生中継
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