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エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)ヴァシーリー・ペトレンコ指揮カスティーリャ・イ・レオン交響楽団 ベートーヴェンP協4番 ブルックナー4番

2024-08-07 07:16:44 | 音楽夜話(クラシック)
8・7


01:05-03:00 18.05-20.00 BR-KLASSIK


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
ソリスト・アンコール:ドビュッシー・前奏曲集第2巻 第12番「花火」


ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」


エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)ヴァシーリー・ペトレンコ指揮カスティーリャ・イ・レオン交響楽団
2024年7月12日 グラナダ、カルロス5世宮殿




エリーザベト・レオンスカヤ(1945・グルジア・ピアノ)。78歳。
以前、FMなどでも、演奏を聴いた覚えはあるけれど、最近、ほとんど
名前を聞かない。後進の指導にあたられているとのことだけれど、
ステージにもまだ立たれているようだ。ベートーヴェンの協奏曲を弾きこなす
のにどれくらいの時間がかかるのだろう。若いときの様にはいかないと
思うが、闊達に弾かれている。2018年に3.4番の協奏曲をアルバムリリース
されている。その意味ではベテランの味というか、こなれた解釈をされていると
思われる。
アンコールのドビュッシーなども締まった演奏をされており、練習も怠らず
きちんとした演奏家生活を送られているのではないかと思われた。
これは職業人としてもすごいことだ。




カスティーリャ・イ・レオン交響楽団
オーケストラは1991年の創設で、スペイン北部バリャドリッドが本拠地。
30年ほどの活動歴がある。今どきのオケのように機動力があり、
オーケストラのレベルは高そう。
ヴァシーリー・ペトレンコ(1976年ロシア48歳)現在ロイヤルフィルの
音楽監督。
ロシアものの録音が多い。思ったよりお若い方だった。
ロシアもののレパートリーとは別に、このような曲も客演で振っている。
演奏的にはオケの機動性を引き出し、引き締まった演奏を展開している。
今どきのブルックナーか。



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