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ベートーヴェン・マラソン2020その1イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団演奏会

2023-01-25 05:48:04 | 音楽夜話(クラシック)


ベートーヴェン・マラソン2020その1




1・23
03:30-06:00 19.30-22.00 BartokRadio ベートーヴェン・マラソン2020その1


ベートーヴェン: 劇付随音楽 「エグモント」 op.84~ 序曲
同: 七重奏曲 変ホ長調 op.20
同: ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 op.27-1
同: 交響曲第1番 ハ長調 op.21
同: モーツァルトの歌劇 「魔笛」から 「恋を知る殿方には」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46
同: 交響曲第7番 イ長調 op.92
ガボール・カッリ指揮ブダペスト室内管弦楽団(1.)
ガボール・シポシュ(ヴァイオリン)チャバ・ガルフィ(ヴィオラ)リタ・ソヴァニー(チェロ)ゾルト・フェジェールヴァーリ(コントラバス)
アコシュ・アーチュ(クラリネット)ゾルターン・シェーケ(ホルン)ダニエル・タリアン(ファゴット、以上2.)
ゾルターン・フェジェールヴァーリ(ピアノ、3.)
マテ・ハモリ指揮オーブダ ・ダヌビア管弦楽団(4.)
ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)デネシュ・ヴァールヨン(ピアノ、以上5.)
イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団(6.)
2020年2月2日 ブダペスト、ベラ・バルトーク国立コンサート・ホール


より、1番・7番。


演者が違うけれど、過去の番組なので、交響曲を聴いていく。ベートーヴェン・イヤーだったからか、シリーズになっている。



マテ・ハモリ指揮オーブダ ・ダヌビア管弦楽団 交響曲第1番 ハ長調 op.21  
若いころの交響曲のはつらつとしたところをモダンオケで表現している。特に古楽風のアプローチを
している感じもないけれど、闊達なテンポで進んでいく。若書きのベートーヴェンもいいなと思う。


イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団 交響曲第7番 イ長調 op.92
ロイヤルコンセルトへボウ管と全集を出しているから、それほどアプローチも変えずに演奏していると
思われる。手兵であるからまとまりもよく、各楽章終わりに終演後に近い盛大な拍手が来ていた。
後期の作品だからというのもあるけれど、1番のさわやかさと違い、7番の大人の風格がうかがえる。


聴衆からも愛されている団体なのかもしれない。「楽員全員を2年契約とし、更新時には必ずオーディションを
実施するという厳しい運営方針」という中でレベルの維持向上を図っているという。いろいろな団体があるものだけれど、
結構これは厳しいのではないかと思われる。プロも大変だ。


後半3.4楽章はアタッカで隙なく続けるのかと思ったら、聴衆の盛大な拍手が入ってブレイクした。
終楽章は早めのテンポで乗り切る算段なのか、前に前にという感じが伝わる。ベートーヴェン時代のロック。
ブラヴォー。




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