7月21日
03:00-05:00 20.00-22.00 SRF2Kultur
クライン:発展 Stride
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.22
メンデルスゾーン:交響曲第5番 ニ長調 op.107「宗教改革」
キット・アームストロング(ピアノ)アーニャ・ビールマイアー指揮ローザンヌ室内管弦楽団
2022年1月13日 ローザンヌ、サル・メトロポール
ベートーヴェンの「悲愴」を使いながら作られている様だ。1楽章の旋律が出てきたりする。
短調でできていて途中旋律も現代曲風に無調の感じもするけれど、最後に主題が弦楽で
奏でられる。ベートーヴェンの主題を「発展」させた作品なのかもしれない。
サン・サーンスは作曲家へのオマージュから作品を起こしているという。
サンサーンス自体ピアノも堪能であったから、作品も饒舌だ。緊張感と
勢いが最後まで保たれる。サンサーンスも作っては見たものの、合わせることが
出来るのだろうかとは思わなかったのだろうか。すごい作品だと思う。
初期の名曲というのもうなずける。
メンデルスゾーンの5番は初期の作品ではあるけれど、聴く回数は他の彼の交響曲の
中では多かったりする。その次は「イタリア」かな。
ドレスデンアーメンとルターの「神はわがやぐら」が引用されている。
1楽章のドレスデンアーメン終楽章の神はわがやぐら」と旋律線は整っている。
やはり終楽章のフルートが導くところから、盛り上がる大団円へ。
このあたりのつくりは上手いと思う。
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