MOBU'S MUSIC MAZE

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本厚木 CABIN の今。

2023-10-10 17:41:30 | COFFEE HOUSE Qs4(飲食店等徘徊)
本厚木 CABIN の今。


2022年 先代オーナー没。2023年新たなオーナーが
引継ぎ、アイドリング的な営業をしているようだ。


この店からは、以前、小澤征爾・村上春樹・大西順子(p)
三つ巴のドラマが生まれた。




「そして「彼女の最後のライブが厚木の小さなジャズクラブで
あるんですよ」という話をしたとき、「じゃあ、おれも行く」と
いうことになりました。そして大西さんが最後に感無量のおももちで
「残念ながら、今夜をもって引退します」と聴衆の前でしみじみ
話しているときに、突然すくっと立ち上がって「おれは反対だ!」と
叫ぶという異例の事態、というかハプニングになったわけです。」
「厚木からの長い道のり」考える人 2013年 11月号 より。


そして、中堅の堅実なプレイヤーや、若手のちょっと尖がった演奏家
なども出ていたりする。
前オーナーは音楽やライブに熱い思いのある方だったので、
こういう文化の灯をともし続ける方がいなくなるのは
とても残念に思った。


次のオーナーが出てきている様だけれど、今年の夏に改装
していたようだ。最近近くに行ったときに寄ってみたら
1階のポップの入っていたBOXは撤去され、5階の店の
プレートはなくなっていた。貸室もライブのない時やっている
様だ。また、ミュージシャンが戻って来てくれるといいのだけれど、
それには自分的にも聴きに行かなくてはというプレスがかかる。
バランスが大切だなぁ。


小沼ようすけ氏、井上 銘氏などもここを通過していった。
他にも、都心のライブハウスに出ているようなプレイヤーも
出ている。


まだまだ想い出の中にある店に、したくないという思いはある。
この街は、色々なものが、長続きせず流れていく街なので、
20万都市なのに欲しいものが得られなかったりする。
ネットだけではなく、まだまだ店頭で、見て選びたい年ごろなのだ。
この先、ヴィレ・バン(ヴィレッジ・バンガード)も閉店するという。
何だよ、と思うけれど、時代は刻々と流れていく。そういう時代なのだ。




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