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クァルテット・エクセルシオ演奏会 NHK-FM

2021-05-18 18:26:47 | 音楽夜話(クラシック)
クァルテット・エクセルシオ演奏会


「弦楽四重奏曲 作品59「ラズモフスキー」第1番 ヘ長調」
ベートーベン:作曲
(弦楽四重奏)クァルテット・エクセルシオ、
(第1バイオリン)西野ゆか、(第2バイオリン)北見春菜、
(ビオラ)吉田有紀子、(チェロ)大友肇
(43分07秒)




「弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 作品130」
ベートーベン:作曲
(弦楽四重奏)クァルテット・エクセルシオ
(45分32秒)
~以上、2021年1月15日 めぐろパーシモンホール~(無観客演奏)
NHK-FM ベストオブクラシックより。



室内楽の至福。このジャンル好きな方は、ある意味幸せだろうな。
少数の楽器で、大曲を奏でられて、それを聴きながら浸れる。


多くの作曲家が室内楽曲を作り後世に残した。
ベートーヴェンも例外ではないけれど、40分以上集中するのは、
曲に慣れてないときついこともあるけれど、なかなかいい感じの
曲であったりすると聴いてみたくなるから面白いもの。


今日のラズモフスキーはタイトルのある曲だけに、
1度は耳にしたことがあった。
室内楽は積極的に聴かないので、その時だけになってしまう。
バランスよく弦が鳴っている。きつい音ではない。
ベートーヴェンの中期の弦楽四重奏曲。
言いたいことはたくさんあるベートーヴェン。詰まってるよなぁ。
でもこの団体の演奏はしつこくない。風が吹き抜けるような
ところがある。なかなか聞かせ上手なところのある
団体なのではないか。


13番は、後期の1曲としては入りやすかった。
ベートーヴェン特有の紋々があまり唐突に
迫ってこないこともあった。
4本の弦楽器がバランスよく解釈をそろえて出てくる。
作品を練り上げてくる仕事はやはりプロのそれなのだろう。
旋律線をなぞるだけでなく、伴奏や対旋律を・・・、
まだそこまでいかない。
今日は聴くだけで精一杯。

この団体のベートーヴェンの弦楽四重奏曲のアルバムが録音され続けている。
常設の団体であることからメーカーも力を入れているのかもしれない。
ラズモフスキーの3曲はアルバムになっている。
後半の13番はまだ。いずれ、習熟した暁にはアルバムとなって
お目見えするかも知れない。

クアルテットエクセルシオ HP
http://www.quartet-excelsior.jp/



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