MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ハルトムート・ヘンヒェン指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団 シューマンP協 ブルックナー4番

2025-01-15 06:24:01 | 音楽夜話(クラシック)
1・14
04:00-06:30 20.00-22.30 NL_Radio4


シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」
デヤン・ラジッチ(ピアノ)
ハルトムート・ヘンヒェン指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
2025年1月12日 アムステルダム、コンセルトヘボウ




シューマンの協奏曲はゆったりとしたテンポで始まる。こういう演奏も
久々聴く。ゆったり彫琢するような感が支配する演奏。こういうのもありなんだな。


ブルックナーの4番。ハルトムート・ヘンヒェン(82歳ドイツ)は、10代のころから
その才能を開花し、オペラなどにも功績を残した。アルバム数も多く、もっと名が知れて
いてもいいと思うけれど、そうでないのが面白いところ。来日経験もあり。
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団は客演指揮者として関係を保っている様だ。
なにか、確固たるスタイルがあるようで、ドイツ系音楽を熟知している感もある。
年齢的には巨匠の域なのかもしれない。



1月13日生まれのジャズ・パーソン ジョー・パス メルバ・リストン

2025-01-15 04:50:49 | 音楽夜話(ジャズ)
1月13日生まれのジャズ・パーソン ジョー・パス メルバ・リストン




Born on this day, January 13th…


Joe Pass (Guitar) was born in New Brunswick, NJ, 1929–1994. 生誕96周年 没後31年


個人的にはバーチュオーゾ後のリスナーだったりするので、その前はフォー・ジャンゴ位しか
認識がない。もっと前のサナトリウムあたりのアルバムは少し聴いたことはあってもあまり
印象にない。やはりソロ・ギターの印象が強かった。パリのライブでピーターソンとの
DUOがある。当時、絶対リズムセクションが入ってるはずと言われたライブ盤だったけれど、
そういう事実もなく、2人の演奏だった。レコードで持っていたのだけれど、リイッシュー
もなく、CDになっているかもわからなかった。そのレコードもいつしか見当たらなくなってしまった。
そういうことはあまりないのだけれど、不思議な1枚。


https://www.youtube.com/watch?v=7uRxs3qD84A
Stella By Starlight (Live) · Oscar Peterson · Joe Pass
A La Salle Pleyel




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Melba Liston (Trombone, Arranger) was born in Kansas City, MO, 1926–1999.  生誕99周年 没後26年


前回もこのアルバムを聴いたようだ。メルバ・リストンという名は
このアルバムで知った様な物だった。女流とはいえ上手いトロンボニスト。
作編曲もするようだ。スライド・トロンボーンは音程を決めるのが
難しい。難なく決めている。プロだからというのは簡単だけれど、
プロにはプロの難しさはあるものだ。


Melba Liston & Her 'Bones
https://www.youtube.com/watch?v=pQaSJcZ8Hjw&list=OLAK5uy_m3YmYGf7DCB-no0Hq-iPF2kZzU48QUW3g&index=1



デニス・ラッセル・デイヴィス指揮中部ドイツ放送交響楽団および合唱団 ホルスト「惑星」

2025-01-15 04:47:37 | 音楽夜話(クラシック)
1・12
03:30-06:00 19.30-22.00 MDR-KLASSIK


ホルスト:組曲「惑星」 op.32
グラス:歌劇「旅」~プロローグ、間奏曲と第1幕のフィナーレ
森谷真理(ソプラノ)
ファルク・ホフマン Falk Hoffmann(テノール)
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮中部ドイツ放送交響楽団および合唱団
2025年1月12日 ライプツィヒ、ゲヴァントハウスから時差中継




より、「惑星」


火星 デイヴィスの現代曲を数こなしている指揮者の工夫が炸裂。こういう火星を聴いたのは
はじめて。メータ・ロスフィル以来の驚きか・・・。面白かった。


金星 アンサンブルをきれいに丁寧にまとめていて好感が持てた。


水星 水星らしいというか、何かイメージさせるものを持っているような演奏でよかった。


木星 標準的な演奏というか、特段大きくいじっているところはなさそうだけれど、民謡の部分は
割とあっさりと早めのテンポで歌っているところは珍しい。終わりに向かってテンポを落として
楔を打つところは大したものだと思う。


最近個人的ブームの土星はどうか。これはなかなか引き込まれた。面白い演奏だった。
天王星。これも引き込まれた。随分うまい。
海王星。これもコーラスが白眉。オケとの相性も良く集中していた。だんだん声が小さくなり聞こえなくなり
いつの間にか真空の世界になる。これもお見事。


彼はリンツ・ブルックナー管弦樂団で2001年にアルバム制作している。これも聴いてみたい。
一寸マニア向けの惑星かもしれないけれど、一般的なそれにちょっと食傷気味の方にはいいかもしれない。
デニス・ラッセル・デイヴィス。覚えておこう。会場は沸いている。