もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「8月のクリスマス」

2005-09-29 20:35:02 | 映画
韓国版よりも少し饒舌な、けれども静かなラブストーリー。
最初は『まさやんだなぁ』『天然パーマだなぁ』と思い、
ストーリーに入り損ねてしまった。
でも、由紀子が登場してからはいつの間にか見入っていた。

写真館を営み穏やかに暮らしながら、
近く来る死を心の底においている寿俊。
そこに飛び込んでくる、躍動する若さを持つ由紀子。
寿俊をいきなりおじさんと呼び、
大胆なのか子供っぽいのか解らない彼女に魅かれていく寿俊。
でも彼は時間がないことに躊躇し、彼女は勇気がなくて、
踏み込めない二人。

韓国版のエピソードを忠実になぞり、そこに長崎監督のテイストが足されている。
(オナラのエピソードの変換は見事)
そして“日本版・8月のクリスマス”としてステキに仕上がっていた。
結末は解っているのに、少し涙ぐんだ。
あの手紙は、日本版としてはあれで良かったような気がする。
山崎君の演技は元々好きなんだよね。
関めぐみって、いい女優になるかも
(「恋は五・七・五」も良かったし。あ、デートの髪型はアンタは明菜かいっ、でしたが)
大倉孝二も良かったなぁ。

改めて、韓国版を観たくなってしまった。
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする