もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

マッコリが・・・

2005-09-28 21:17:56 | Weblog
土曜日にガスの点検が来るということで、
バタバタバタと片付ける。
日頃の積み重ねで見事に散らかった部屋は、
そう簡単には片付かないのであった。
なんてったって、
お片付け回路ハナから付いてないのだ。
(全然イバるとこじゃない・・・)

台所の下に物を入れようと苦労していると、
マッコリ発見!
あれ?いつ買ったっけマッコリなんて?
と思いつつ手に取ると、
すっごい危険な香りが!
マッコリ腐ってました~!
ひょえ~、マッコリさえも腐らせる女って・・・。
っていうか、人間としてどうでしょう・・・。
どうでしょうは水曜だけでいいよ・・・。
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「ペパーミント・キャンディー」

2005-09-28 20:54:17 | 韓国映画
2001年5月21日

1999年春
20年ぶりの職場の仲間のピクニックから場面は始まる。
(これはラストに繋がっている)
その場に現れたものの、一人鉄橋に登り、迫り来る列車に身をさらす男、ヨンホ。
彼の記憶が遡ってゆくのを映像が辿る。

これは韓国の時代の流れを辿り、ヨンホという一人の男の人生がどう流されていったかを表現している作品だ。
1979年秋には希望に満ちていた二十歳の青年が、
兵役についている時に光州事件に軍隊として駆り出される。
任務の内容も知らされずに。
そこから初恋の女性スニムを絡めながら話は進む。
工場で労組にいたヨンホは、兵役を挟み5年後には労組を取り締まる刑事となっている。
拷問をもいとわぬ刑事に。
国の政権交代によって生活も変わる。
35歳には事業で成功を収めるが、私生活は幸せと呼べるものではなかった。
そして韓国を見舞った金融危機によりヨンホの事業は破綻する。
全てを失い、初恋の人をも失ったヨンホが立った鉄橋の下は、
二十歳のヨンホがスニムと語らった、職場のピクニックの場所だった。

40歳から二十歳へ遡るという設定に観ていて違和感がないが、
順撮りということでソル・ギョングの演技力がどれほどかが解る。
この一本でお気に入り認定。
決して明るい映画ではないが、観てよかった作品。

が、イ・チャンドン監督は前作「グリーン・フィッシュ」で主演したハン・ソッキュにも脚本を渡していたと言う。
彼のヨンホも観たかった気がしないでもない。
コメント (2)
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