もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「四月の雪」

2005-09-21 22:13:34 | 韓国映画
ネタバレですよ~。

最初に、
ホ・ジノ監督、淡々としたラブストーリー路線は何部作ですか?

お互いの配偶者が不倫の果て交通事故を起こし、出会った二人がひかれあってゆく。
あまりにも知れ渡っていたストーリーそのもの。

・照明技師は腹筋が割れてるんですね~。
・妻が回復した後の、荷造りされた部屋は、別れたということですね。
・ライブの後の雪の場面、電話のコールはソヨンにかけたもので、ラストの車の中では二人ということでよろしいですね。

見合いで結婚したというソヨンは、インスと出掛ける時にはおしゃれをしていた。
当てつけや、成り行きではなく、確かに恋をしていたのだ。
でも、そこへ到るエピソードが淡すぎだなぁ。
なのに、不倫のビデオが濃すぎ。
予告編にほとんどがつまっていたような気がする。

嫌いじゃないけれど、好きな作品に指を折るかといえば、微妙だ。
ペ・ヨンジュン氏の魔法は、私には効かないみたいです。
アップになっても【お肌荒れてんじゃーん】と思ってました。
コメント (8)
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一億円の重さ

2005-09-20 20:47:06 | 旅日記
昨日行った小樽で、歴史的建造物の日銀旧小樽支店に入った。
2003年から金融資料館になっていたとは知らなかった~。

外観も重厚だけれど、内部がまた、古い建物好きにはたまらない。
少しでこぼこのあるガラスや
(今の技術では板ガラスは滑らかにしか作れない)
カウンターの大理石、天井の模様などを飽きずに眺めた。

が、日銀のお金に関する資料ビデオにびっくり。
一億円を梱包したものが幾つも、台車にガンガンつまれて運ばれていく。
まるで、ただの荷物のように。
一般銀行への払い出しの様子なんだね。
思わず、笑ってしまう。
何百億なんだろうけれど、私にはリアリティがない。
確か、銀行に勤めていた人は『とても大事な書類だと思うように言われた』という話を聞いたが、
まさしくそんなカンジ。

一億を縦に積んだら1m。
(しかない?もある?)
その重さを体験できるコーナーがあった。
重いのよ~。
あれをジュラルミンケースに入れてあったら、
持って逃げられないって。

現金で持ったことがある最高金額は一千万。
もちろん会社のお金で、銀行を移動させるだけでしたが、
あれはちょっとびびったなぁ。
私にはあれくらいがリアルに大金、というカンジ。
仕事が経理なんで、
2,3百万ならフツーにお仕事バッグにほおりこんで、
お弁当買いにコンビニに寄ったりするんだけど。

一億ねぇ。
宝くじを買わない私には一生縁がないわ。
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アモンとアスラエール

2005-09-20 20:28:45 | BOOK
こりゃ、解る人のいない話ですがいいや。
スガシカオの”SMILE”というアルバムに
「はじめての気持ち」という曲が入っている。
友達の弟を好きになっちゃう歌。
そう、ぼくが好きな君はオトコノコ。
いわゆるボーイズラブですよ。
特別に取り上げられていなかったのは、
スガさんがさんざっぱらインモラルな愛を歌っていたせいでしょうが、
(例えがあげられないほど何曲もある)
正面きってこんな歌を歌う人って、他にいない気がする。

ボーイズラブが耽美小説と呼ばれていた頃のマンガです、
「アモンとアスラエール」
んで、私はスガさんの「ドキドキしちゃう」を聴くと
これを思い出すんですね。
全くボーイズラブのかけらもない歌なんですが、何故か。
というわけで引っ張り出して読んだわけ。
そして、色々考えたんですが
歳を取ったAガールの妄想炸裂、にしかならないんでここでやめます。

ああ、多分「メゾン・ド・ヒミコ」を観たことが影響してるんだわ。
ゲイは心より先にカラダなんて、とっくに知ってたよってことで。
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十六夜に小樽で原マスミを聴く

2005-09-19 22:58:26 | 音楽
というわけで、
久々に小樽に出掛けて来ました。

のんびりした市場をながめ
おいしいコーヒーを飲み
坂の上から海を眺めて
路地をふらつきながら
ゆっくりと目的地へ。

観光スポットは一年も行かないと様変わり。
みやげ物やは混雑。

~~~~~

時が止まった夜の文学館で、初めて聴いた原マスミは
エレキギター弾き語りというスタイルで
(2曲はベースの弾き語り)
特徴のある声と言葉で、空間をちょっと歪めたみたいだった。
あたたかいカンジの曲が多かったけれど。

帰りの汽車の中から、くっきりとした十六夜の月を見る。
そして、暗い海の側を走るときには窓にくっついて
時折見える白い波頭に、向こうにひろがる海を想った。
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雲が多くて月が見えない夜に

2005-09-18 20:58:31 | Weblog
今日は十五夜だそうで、
ススキもお団子もないけど、空を見上げてみた。
暗い。
所々に藍色の空は見えるけれど、あとは雲ばかり。

空を見上げることが多くて、
信号待ちでぼーっと昼間の月を見ていたりする。
向田邦子が小説の中で、
切りそこなった薄切りの大根、と表現していた月。
夜は夜で
丸かったり、尖っていたり、高かったり、低かったり
白かったり、赤かったり、クリーム色だったりするお月様を
見上げることの多い私。
口をついて出るのはキヨシローの歌だったりする。
お月様が出てくる歌が沢山あるんだぜ~、baby♪

月見酒が飲めたら良かったのにな。
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文明開化の音のしない家

2005-09-17 19:26:56 | Weblog
イクラ乗っけ放題丼に、
『写真はないの?』というコメントをいただきましたが、
ワタクシ、デジカメも携帯も所持してないのです。
持ってるカメラはチェキのみ。
スキャナーもなし。
なので画像をUPすることができません。
色気のないブログなのはそういう理由です。

あとね~、多分世間に標準装備されていて家に無いもの。
電子レンジ・全自動洗濯機・子機付電話・HDD付DVDデッキ
現役なのが、
カセットデッキ・二層式洗濯機・レコードプレーヤー・後ろのでっかいTV・CDウォークマン・排気がお部屋に出る掃除機。
ビデオデッキはまだフツーにOKですよね。
MDに到っては、家に導入される前にすたれそうです。

このように文明が開化しておりません。
欲しいのはHDD付DVDデッキが1位ですが、いつになることやら・・・。

今日の初物※白ぶどう・ナイアガラ。うまうまでした。
あと、デパートの”江戸老舗祭り”に初出店KIHACHIのソフト。
過去に何度か東京で食しておりますが、今日もうまうまでした。
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池波正太郎の銀座日記

2005-09-16 20:26:23 | BOOK
最近bagに入れて持ち歩いている文庫本。
これが重いんだねぇ。525ページもあるから。

池波正太郎のエッセイが好きで、
文庫化されているものはほとんどもっている。
これは本当に日記なので、
試写会で観た映画の話や観劇の感想。
家での食事やどこの店で何を食べたか、
仕事の進み具合などが書かれている。

私が好きなのは、大正生まれの彼が持っていた美意識なのだと思う。
ダンディズム、なんて横文字ではくくれない
自分の中の確かな価値観と己を律する強さ。
だからといって生活をおろそかには考えず、
衣食住を大切にしていた生活。

あ、書いていて気がついたけど、
これをそのまま女性に置き換えると年齢は違えど
向田邦子になる。
彼女も大好きな作家の一人だ。

両作家とも、
こちらが歳を重ねて読むと違う味わいが出てくる。

池波正太郎の小説
「鬼平犯科帳」は老後の楽しみに取ってある。
恐ろしいのは、老眼というものになったら
文庫本が読めるのかどうかだなあ。

20代の頃雑誌”サライ”を会社で読んでいて、めずらしがられたっけ。
でも、RO・JAPANやananも読んでいたけど。
逆に今のほうが読まないな”サライ”
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「メゾン・ド・ヒミコ」

2005-09-15 20:52:27 | 映画
自分と母を捨て、セクシュアリティに走った父。
そんな父の恋人が沙織の前に現れて、
父は末期がんで長くはない命なのだと告げるが、
彼女は会うことを拒んだ。
青年春彦は、それならば
ゲイの為の老人ホーム“メゾン・ド・ヒミコ”で働かないかと誘う。

海辺に立つ“メゾン・ド・ヒミコ”には
ひと括りにはできない様々なゲイたちが、楽しげに暮らしていた。
その中に病を得ても気位の高いヒミコがいた。
沙織とヒミコは劇的に再会を喜ぶでもなく、
無愛想に立ち働き、入居者達にも心をひらかない沙織。

最後まで化粧っ気の無い沙織は、
父ヒミコの生きている世界のデコラティブさを拒否しているようだった。

ゲイを世に知らしめる為だけではなく、
老いて生きること、人の繋がり、性について
そしてお金という現実。
色々なことを考えさせる作品。
けれど、美しい映像にわくわくさせられ、
時々笑わされ、楽しい時間だった。
犬童監督と脚本家の渡辺さんの世界観は、結構私と近そうだ。
でも、多分、ゲイの人々に関しての認識は、
興味本位の中学生に近いのかもしれない。

リアルとファンタジーを重ねばりにした、美しい映画。
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「接続~The contact~」

2005-09-14 20:15:30 | 韓国映画
2001年5月13日

ハン・ソッキュ主演作。

ラジオ番組のプロデューサーをしている男は、昔の恋人を忘れられないでいる。
ある日、思い出の曲にリクエストがくる。
彼はそれを彼女だと思いチャットでコンタクトをとる。
人違いだと言い切れず、女が彼女の知り合いだと嘘をついたことで、
二人はチャットでだけ繋がっていくことになる。
女は親友の恋人に片思い、男はあくまでも昔の恋人を思い続ける。
そんな二人が実際に出会うまでには・・・。

純愛ですね。
このハン・ソッキュはインテリな雰囲気。
未練がましく、揺れる男性の心理を上手く演じている。
ディスプレイにハングルが打ち出されるのを初めて見たので、
とても不思議だった記憶がある。
あと、韓国では女性一人で映画を見に行かないんだ、普通。
ということも知りましたね。

ネットでの繋がりということで、森田義光監督「ハル」との共通点を言われる作品ですが、
そもそもの設定が違うので、全く違うもの。
「ハル」も大好きな映画だけど。
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なんてったってkyon2

2005-09-13 20:16:47 | Weblog
しばらく前のスポーツ新聞の記事のタイトルです。
これ書いた人、若くないね。
いまどきの若者は”女優・小泉今日子”しか知らないのだそうだ。
それを知った時笑ったよ。
だって私はkyon2派だもーん、若くないもーん。
あはは。
ジェネレーション・ギャップというヤツですね。

それを、ヘアアクセサリーが沢山あるショップでも感じた。
一見若者向けなんだけど、
実はあらゆる年代を網羅している品揃え。
カチューシャ・クリップ・バレッタ・ヘアゴム・くちばしクリップ・飾り付コーム・シュシュなど
あきらかに使う年齢が違うんだよねぇ。
今、20代でカチューシャ・バレッタはほとんどいないでしょ。
若くない私が高校生の時に流行った飾り付コーム
(フェイクパールやラインストーンや花がついている)
さて最近はどんな方が髪を止めているんでしょ。
見かけた記憶はないけれど。
コメント (2)
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