福島第1原発2号機でネズミ死骸発見! 冷却装置停止し点検
午後2時50分ごろの福島第1原発の様子=ふくいちライブカメラから
東京電力は22日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールの冷却装置を停止したと発表した。屋外にある変圧器の内部でネズミ2匹の死骸が見つかったため、機器を点検した。
東電と原子力規制庁によると、作業員が同日午前10時15分ごろ、プール冷却用変圧器内部の端子近くでネズミ2匹の死骸を発見したためにネズミを取り除き、同11時35分ごろ機器の点検のために電源を停止したが、起動は3~4時間後になる見通しとのことであるが、原発の配線は強固なパイプによって保護されており、ネズミごときに食いちぎられることはない!
電源停止時点のプールの水温は13.9度であり、保安規定の65度まで上昇するには時間に余裕があり、東電は「点検のため念のため停止した。管理上問題はない」と発表した。
福島第1原発:停電 ネズミによるショートが原因と断定
福島第1原発で18日に停電が起き、使用済み核燃料プールの冷却などが長時間停止した問題で、東京電力は25日、仮設配電盤の真下から死骸で見つかったネズミが、配電盤の高圧部に接触してショートさせたのが原因と断定した。 周辺の回路にも異常電流が流れて遮断機が働き、この配電盤と直接はつながっていない設備を含む9設備に波及し、復旧に約30時間を要したという。
東電によると、仮設配電盤は屋外に設置したトラックの荷台に置かれ、3、4号機のプールなどにつながれているという重要設備である!
現場を調査したところ、ネズミの死骸に感電した痕跡が見つかったという。
配電盤の高圧部の端子の間隔はネズミの体長とほぼ同じ約15センチで、周辺に焦げ跡も見つかったようだ。
付近では小動物のフンも見つかっており、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「ケーブルの引き込み口はシートで覆っていたが、すき間から侵入した可能性がある。小さなところにも目を配って小動物対策を検討したい」と話していたが、国民を馬鹿にした回答である。
原発は、小動物により事故を簡単に起こしてしまうような代物なのか!
福島第1原発停電:核燃冷却、予備電源なし 東電、対策が不十分
福島第1原発で停電が起き、使用済み核燃料プールの冷却が停止した問題は、東京電力が調査を進めた結果、仮設配電盤に小動物が接触してショートした可能性が出てきた。
仮設配電盤は、11年3月の事故の2カ月後に屋外に設置された臨時設備。
電源のバックアップもなく、事故から2年たっても電源対策がもろいことが露呈してしまったとしか言いようがない。
小動物への対策が不十分だったことも明らかになった。
複数の設備に1日以上も影響する停電は事故後、最大規模。東電によると、問題の仮設配電盤は3、4号機と共用プールの冷却装置につながっていた。
ここで起きたトラブルがさらにケーブルでつながる他の設備に波及したとみられる。
つまり大事故へつながる可能性もあったことになる。
配電盤は、電源復旧のためにトラックで4台運び込んでいた。
東電は、建屋内のものに切り替える工事を順次実施しており、問題の配電盤は最後に残った1台だった。
工事は年度末で終える予定だったが、その矢先の事故であった。
使用済み核燃料プールの冷却が止まると、冷却水につかった燃料の温度は上がり、水を蒸発させ、最終的にむき出しになると溶融する恐れがある。
原子炉の冷却には複数の電源を確保しているのに対し、プールでは予備電源に切り替えるバックアップシステムがなく、対策工事中だった。
この点を、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「プールの冷却が止まっても、温度上昇に比較的時間がかかる。原子炉ほどの緊急の対策は必要ない」と説明する。
薬剤散布など、小動物への対策もしていなかった。
まかり間違うと、日本国民はネズミにより滅ぼされてしまうのか?
そういえば、世界人類はモスキートによって滅ぼされてしまうから、ネズミでも不思議ではない!
もっとも、ネズミのせいにしているが原因は、欠陥工事と技術ミスのはず!