早いもので福島第一原発事故から3年が過ぎ去ってしまいました。
住民の放射能に対する恐怖感は、時とともに薄れているようですが、実際は日々状況深刻な状況に成っています。
しかし、このような状況にあるのにも関わらず安倍晋三政権は、相変らず能天気で、何んと故障だらけの54基の原発を再稼働させようと血道をあげています。
その第一弾が、川内原発です!
こうした中、無関東各地で多くのホットスポットが出現しています。
最近、関係者の間で問題に成っているのは、茨城県守谷市の遊技場なのです。
つくばエクスプレスの守谷駅から車ですと10分くらいの場所にあります。
遊技場の敷地内にある倉庫の雨どいの放射線量を測定しますと、東側の雨どいが毎時2.06マイクロシーベルト、西側の雨どいが1.99マイクロシーベルトもあり、文科省が定めた基準の3倍以上の数値です。
都内の葛飾区「都立水元公園」は、入口の植え込みで0.2マイクロシーベルトであり、3.11の事故時の数値とあまり変わっていません!
元立教大学理学部教授である佐々木研一の話によりますと
「守谷の2マイクロシーベルトは、とても高い数値です。草でおおわれたり、細かい砂が溜まっている場所は、セシウムが残りやすく半径100mは危険です」
このような場所は、セシウムが移動しにくくチリや、埃とくっついて積もっていますので、風などが強い日は空中に舞い上がりますから子供たちが近くで遊んでいたら吸い込んでしまいます。
福島第一原発事故以来、高濃度の放射能は北西に双葉町、飯館、二本松と流
れていますが、最近では二本松を起点にして南下し東北新幹線沿いに飛散して
います。
茨木の守谷や、千葉の柏、松戸で放射能の高い数値が出ています。
都内では、世田谷区や渋谷区がホットスポットであり、八王子へと流れてい
ます。
また最近は、騒がれていませんが瓦礫撤去でも大量の放射能が飛散していま
す。
それに除染した汚染土の処理施設がなく現場近くで山積みにされて放置して
おり第二次放射能汚染を引き起こしています。