高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

次の「衆議院選挙」で、「野党結集」を図れば政権交代だ!!

2019-07-26 00:10:00 | 愛国者

次の「衆議院選挙」で、「野党結集」を図れば政権交代だ!!

山本太郎の躍進で、「野党結集」の機運が・・・。

 

進まない野党結集、見えぬ「最後の小沢政局」

東京電力福島第1原発を視察し、福島県双葉郡の首長との意見交換で挨拶する国民民主党の玉木雄一郎代表(右)と、自由党の小沢一郎代表(写真:時事通信)

 統一地方選の前半戦が本番を迎える中、7月の参院選を前に安倍政権打倒を狙って小沢一郎自由党代表が仕掛けた野党総結集の動きが、遅々として進まない。

 総結集への第一歩となる国民民主党と自由党の合併構想が国民内部の「反小沢感情」などから大詰めで足踏みし、野党第1党である立憲民主党の枝野幸男代表も「数合わせにはくみしない」とかたくなな姿勢を崩さないからだ。

 「笛吹けど踊らず」の厳しい現状に、長らく「剛腕」と恐れられてきた小沢氏にも昔日の面影は消えつつある。

帰ってきた「政界の壊し屋」

 「政権交代可能な二大政党制」の実現を目指して1993年6月の衆院選を機に自民党を離党した小沢氏は、非自民8党派連立政権(1993年)、民主党政権(2009年)と、二度にわたって非自民政権樹立の立役者となった。

 その一方、小沢氏の手腕によって2大政党の一翼を担った旧新進党や旧民主党を、路線対立などで分裂させたことで「政界の壊し屋」の異名もとる。このため、「帰ってきた小沢政局」と呼ばれる今回の野党再結集でも、中核となるべき旧民主・民進系議員に小沢嫌いが根強く残り、衆院在職50年の節目を迎える政界最長老としてこれまでに築いてきた「小沢神話」の限界も露呈している。

 

「(安倍政権は)平気でうそをつき、まったく責任を取らない。こんな政治がはびこるのは野党がだらしないからだ」。

 安倍政権打倒に執念を燃やす小沢氏は、行く先々で野党総結集を訴えてきた。

「過去のいきさつや恩讐を乗り越えるべきだ。私も股をくぐれと言われれば、いくらでも股をくぐる。個人的な経過や感情にとらわれている場合ではない」と旧民主、民進両党の分裂に伴う相互不信の解消を呼びかける。

 小沢氏が当面最大の戦いの場と位置付けるのは、7月に予定される参院選だ。

 一緒の政党になるのが難しければ、『オリーブの木』(各政党の選挙協力で政権の受け皿をつくる構想)でもいいから、一つのグループとして選挙を戦おう」と比例代表での統一名簿などを提起。

 「5月くらいまでに野党の一体化を実現し、7月の参院選で自民党を過半数割れに追い込み、安倍内閣を退陣させる」との目標を掲げて突っ走っている。

 小沢氏がまず仕掛けたのが、国民民主党と自由党の合併だ。

 2017年秋の衆院選の直前に小池百合子東京都知事が立ち上げた希望の党(当時)への合流をめぐり、民進党(同)が大分裂。選挙で生き残った希望合流組が結成したのが国民民主党だ。

 選挙では合流から排除された枝野幸男氏が立ち上げた立憲民主党の後塵を拝したが、党資金や地方組織などは民進党の遺産を受け継いでおり、「温存した選挙資金は約150億円」(旧民進党幹部)とされる。

 ただ、国民民主の政党支持率は結党以来1%前後に低迷したままで、「このままでは、資金と組織が宝の持ち腐れになり、参院選で惨敗すれば党は壊滅」(国民若手)との声も広がる。

 同党の玉木雄一郎代表も党壊滅への強い危機感から立憲民主などとの再結集に強い意欲を見せており、「渡りに船」と小沢氏の仕掛けに乗ったのだ。

 昨秋から小沢氏と接触してきた玉木氏は、まず両党の統一会派結成で合意し、それを受けて小沢氏と親しい同党の平野博文幹事長を交渉役に早期合併に向けた政策協議を続け、3月1日に合併後の新党が国民民主党の基本政策を踏襲することで正式合意にこぎ着けた。

 これで小沢、玉木両氏が目指す「国由合併」は一気に進展するようにみえた。

 しかし、国民民主党内から「党を乗っ取られる」(若手)、「小沢氏とは一緒にやれない」(ベテラン)などの反発が出て難航。

 当初の目標だった統一地方選前の合併を断念して5月連休前後まで決着を先延ばしする方向だが、「現状ではまったくゴールが見えない」(幹部)のが実態だ。

国民民主党内で「解党論」も浮上

 しかも、ここにきて国民民主党内部の混乱に付け入るような立憲民主党側による切り崩し工作も表面化した。

 一部メディアが、1月に衆院会派「無所属の会」を解散して立憲会派入りした岡田克也元外相や安住淳元財務相ら旧民進ベテラン議員らが、去就に迷う国民民主党の若手議員に離党と立憲会派入りを打診したと報じたからだ。

 岡田氏はすぐ、自らのブログで「誤報だ」と否定したが、国民の若手議員の一部は「立憲を中心に大きな固まりをつくろうと説得された」ことを認めている。

 こうした動きに玉木氏は「もう足の引っ張り合いは終わりにすべきだ。政策以前に、すぐ喧嘩する人たちだと思われる」と反発したが、国民内部には「国由合併も進まないのだから、国民を解散して立憲に合流するしかない」(若手)との解党論すら出始めているとされる。

 こうした状況について、小沢氏は「野党の内部でごちゃごちゃ言っても、何も変わらない。

 自民党は権力のためなら対立を乗り越えて一緒にやる。野党とは大人と子供みたいな違いだ」と指摘。

 「野党はもっと権力奪取に執念を燃やすべきなのに、野党内の主導権争いに終始している」と苛立ちを隠さない。ただ、小沢氏の率いる自由党は国会議員5人という「政党要件」をかろうじて満たしているだけの小政党だ。

 それだけに、合併協議でも小沢氏は国民代表の玉木氏の意向を尊重せざるをえず、機会が増えた2人そろってのテレビ出演などでも、玉木氏を前面に立てて自らは控え目な発言に終始している。

 しかし、旧民主党が政権奪取した2009年衆院選で初当選し、現在当選4回の玉木氏と、当選17回でほぼ半世紀の議員歴を誇る小沢氏では「議員としての経歴が違い過ぎる」(自由幹部)ことは否定しようがない。

 「優男」(やさおとこ)の玉木氏と「強面」(こわもて)の小沢氏は容貌の対比も際立つため、国民内部には「ツーショットでの出演では親と息子にみえ、玉木代表が小沢氏に操られている印象が広がるばかり」(若手)との不安も広がる。

 こんにちはこもちろん、玉木氏も「国由合併に失敗すれば、代表辞任どころか政治生命が終わる」(国民幹部)とされるだけに「背水の陣で臨んでいる」(同)のは事実だ。

 ただ、大蔵省(現・財務省)出身のエリートだが、気の弱いお人よし」(同)と評されるだけに、「合併協議の土壇場でみせる逡巡」(国民若手)にパートナーの小沢氏も苛立ちを募らせているとされる。

「もう一度政権交代を見るまで死ねない」

 政権交代を実現させることで「選挙の神様」とも呼ばれた小沢氏は、「野党が総結集すれば、絶対に自民党を倒せる」と繰り返す。

 比例代表での統一名簿についても「反自民で結束して統一名簿で戦えば、獲得議席は必ず自民党を上回る」と力説する。

 たしかに、2017年秋の衆院選での立憲民主と希望(現在の国民)両党の比例選での得票数を足せば、自民の得票数を数百万上回るのは事実だ。

 ただ、枝野氏は「分裂して競い合ったことで票が伸びた。

 政策や理念を置き去りにして一緒に戦えば票が減るだけ」と小沢氏の提案を拒否している。

 父・佐重喜氏の急逝で、1969年12月の衆院選に旧岩手2区に出馬、27歳で初当選した小沢氏は、以来、17回連続当選を重ねてきた。

 1969年当選同期には森喜朗元首相(現・東京五輪組織委員会会長)や羽田孜元首相(故人)がいるが、小沢氏はキングメーカーに徹し、自民党幹事長時代は「ポスト海部」に名乗りを上げた宮澤喜一(元首相・故人)、渡辺美智雄(元外相・同)、三塚博(元蔵相・同)らを「面接」するなど、「党最高実力者」として権勢をふるった。

 今年12月で衆院議員満50年となる小沢氏だが、在職50年を超えるのは「憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄元司法相、三木武夫元首相、原健三郎元衆院議長(いずれも故人)らに続く6人目となる。5月には喜寿(77歳)を迎える政界最長老だが、今でも「もう一度政権交代を見るまで死ねない」と3度目の政権交代実現に執念を燃やす。

 このため、次期衆院選以降も現役を続ける決意もにじませるが、玉木、枝野両氏も含め立憲、国民両党幹部の多くは「小沢氏のすごさや怖さを知らない次世代の政治家」(首相経験者)だ。

 中堅・若手議員からは、40年以上前の流行歌の「昔の名前で出ています」などと揶揄されている小沢氏だが、「最後の戦い」にどう挑み、どのような結末を迎えるか、なお見通せない。

 かくして参議員選挙は、立憲民主党の枝野幸男のエゴで小沢一郎の夢は露と消えてしまいましたが、以外にも決別していた「山本太郎」の躍進により再び小沢一郎の野望に火がついてしまいました!!

 次の「衆議院選挙」で、「野党結集」を図れば政権交代も夢ではないかもしれませんが、「集中豪雨」や「長雨」だけではなく「大地震」が仕込まれていますので楽観はできませんぞ!!

クックして応援を宜しくお願いします!!

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