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福島第1原発1号機の建屋カバー撤去できず?
放射性物質の飛散対策不十分で!
当初は今月下旬からスタートする予定だった福島第一原発1号機の建屋カバー解体工事ですが、未だに放射能飛散対策の不備などから工事が始まっていないことが明らかになりました。東電によると、工事の開始時期は既に一ヶ月ほど遅れており、工事の本格的な開始時期は来月にズレ込む見通しです。
1号機は建屋カバーのお陰で綺麗な外見ですが、カバーの中身は未だに瓦礫まみれで、線量の高い状態になっています。今回はある程度の対策をするようなので、3号機のような1兆ベクレルを超える放射能を放出する可能性は低いと思いますが、今後も油断は禁物です。
それにしても、建屋カバーの解体がまだ始まっていないということは、先週から福島で発生している突発的な線量の急上昇は別の要因ということになります。福島以外の広範囲でも放射性ヨウ素等を検出していますし、放射能汚染情報についても注意が必要です。
☆福島第1原発1号機の建屋カバー撤去できず 放射性物質の飛散対策不十分
URL http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140728/evt14072811490013-n1.html
引用:
東京電力福島第1原発事故の廃炉作業で、1号機のがれき撤去に向けた建屋カバーの解体工事が1カ月近く遅れている。3号機のがれき撤去の際に大量の放射性物質をまき散らしたことが判明し、飛散抑制対策が不十分であると政府が指摘しているためだ。福島県などは工事の影響を考えて放射性物質の監視装置を周囲に増設する方針を決定。ただ飛散抑止の抜本対策はないのが現状で、カバー撤去が進まないと廃炉工程全体への遅れにもつながる。
水素爆発があった1号機の原子炉建屋最上階には、放射性物質に汚染されたがれきが積もっている。放射性物質の拡散を防ぐために平成23年10月、建屋カバーを建設したが、廃炉作業を進めるためにカバーを取り除くことが決まっていた。
:引用終了
☆東電 建屋カバー解体について
URL http://www.tepco.co.jp/news/2014/images/140717h.pdf