高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

血の叫び43 やはり高線量地帯で、ご遺体が出てきました!

2012-06-18 20:58:34 | 最新兵器

いつもありがとうございます。

 今日はどんな1日でしたか?

明日は我が身かもしれません。生かされている時間に感謝をしたいと思います。

 以前、東北大の被爆者のことをツイートしましたが、病院にも運ばれないご遺体が数千体あるとのニュースが47NEWSで流れていました。

ソースは2012年3月31日の共同通信の報道です。

20キロ圏に数百~千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」


 

 

 

 

 

何処の誰かは、ツイッターで、「警察が検問していない!」と叫んでいたが、この写真はなんでしょうかね!

私には、警察車両が見えますがね(大笑)

東京電力福島第1原発から30キロにある「10キロ先立入制限中」の看板

 福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

 警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。

 遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。

 警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。

 身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。

 27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。   (共同通信 2012年3月31日)

東日本大震災から1年以上もたった今、福島第一原発から20k圏内で数百~千体の遺体が発見されたからと言って、震災の被災者と言われましたも、国民も、福島県民も納得はしませんよ!

それに何ですか?

「27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。」

「福島第一原発は、安全です!」

「放射能の心配はありません!」

言ってるのに、野に晒された遺体が危険なのか!

話の辻褄が、合わないぞ!

政府も、東電も、もはやバレバレ何だから、国民に真実を知らせるべきだね!

 

 【高放射線を放つチェルブイリの英雄たちの御遺体について】

1986年4月26日に起きたチェルブイリ原発事故では、約60万人のリクビダートルと呼ばれる作業員たちが動員されました。

本当に「かき集め」られてきたのです。

彼らに放射能の危険性についての知識は殆ど全くといってもいいほどありませんでした。

従って、彼らはこのように簡易マスクのみで事故直後の壊れた原子力発電所で働いたのです。

中には写真のように、マスクを外して水を飲んだり会話をしたりしていた者もありました。

 

The Chernobyl disaster - the severe days

なお、この画像はウラジミール・シェフチェンコというウクライナのテレビ局の方が、やはり放射能の危険性を知らないまま事故当日に簡易マスクだけの姿で取材されたものです。

この時の60万人にはタイベックも与えられていませんでしたし、防護マスクもなかったのです。
 
そして、被曝して病気が発生したと言われているのはこのうち1/3に当たる20万人と言われていますが、旧ソ連全土からの人集めだったために真相をつかむことはできません。
 
しかしながら、ベラルーシの研究所では彼らは癌による死亡が一般人の3倍から4倍と発表しています。
彼らの作業時間は非常に短く、事故処理は人海戦術で行われたため、場所にもよるのですが一人当たり5分から40分ほどだったとのこと。
周辺に住む住民の長期的なものとは数字が変わります。しかも半径30km圏内は非居住地域です。
 
 
そして無防備な短時間高線量の作業の後、全土に散らばってゆきました。
 
ただし、中にはシリアスな被曝をされた方もおられました。
その方たちは、鉛の棺に入れられて葬られました。
 
 

 

この間、ウクライナもロシアもベラルーシも国が大きく変わる時であり、多くのアルコール依存者も同年代で多発していることから、この作業による(平均120mSvだったといわれてる)病気などを特定することは確かに出来ません。

ここで伝えたいのは鉛の棺に納められたということです。

チェルノブイリでは事故後にサプレッション・プールに素潜りで3人が入り、捜査員も無防備で、その状態で事故直後に203人が緊急入院し、亡くなったのは31人でした。ですから日本の作業員とは比較しないで下さい。

 

ところで、高線量を死亡後に浴びられた数千体は確かに今の日本ではどうにも難しいでしょう。

御遺体は亡くなられた後からの被曝とのこと、この地域の線量が非常に気になる所です。

 

今日、発表された、政府が隠していた地図もあります。

【米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず】朝日新聞

図:米エネルギー省が昨年3月に航空機モニタリングした結果  

米エネルギー省は原発事故直後の昨年3月17~19日、米軍機2機に、地上の放射線量の分布を電子地図に表示する空中測定システム(AMS)と呼ばれる機材を搭載して、福島第一原発から半径約45キロの地域の線量を計測した。

 その結果、福島県の浪江町や飯舘村などを含む福島第一の北西方向に、30キロ超にわたり1時間当たり125マイクロシーベルトを超える高い線量の地域が帯状に広がっていることが判明。この線量は8時間で一般市民の年間被曝(ひばく)線量の限度を超える数値だった。

 外務省によると、測定結果を基に作製された汚染地図は3月18日と20日の計2回、在日米大使館経由で同省に電子メールで提供され、同省が直後にメールを経済産業省原子力安全・保安院と、線量測定の実務を担っていた文部科学省にそれぞれ転送した。文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長ら複数の関係機関幹部によれば、同省と保安院は、データを公表せず、首相官邸や原子力安全委員会にも伝えなかったという。(朝日新聞 2012年6月18日)

 

本日最後に放射線と健康について図を持って復習したい。

 

 

 今日もお読み頂きありがとうございました。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 血の叫び42 現時点での東日... | トップ | 血の叫び44 除染費用400兆円... »
最新の画像もっと見る

最新兵器」カテゴリの最新記事