私がオリンパスのデジタルカメラで気に入っている機能が「アートフィルタ(Art Filter)」です。
本来特殊なレンズで撮影するか、画像加工ソフトで編集しないと得られない写真を、カメラに内蔵した機能で、仕上がりを確認しながら撮影できる機能です。
なんて仰々しく書かなくても、今時のスマホのカメラアプリには必須ともいえる機能です。
有名どこで言えば「B612」や「snow」とかでしょうか。
簡単に言えば、いい感じの写真を撮ることができる機能です。
今時当たり前の機能ではありますが、初出は何と2008年12月のオリンパスE-30からとなります。日本でのiPhoneが発売されたのも2008年でした。当初はフィルタ系ソフトは無かったはずですから、アートフィルタは草分け的な存在だと思います。
当然当時のネット上では
「こんなのフォトレタッチで作ることができる」
「おもちゃのような機能」
と玉石混交な批判記事が目につきましたが、実際のところ、この手軽で新しい機能は当時一世を風靡したことは記憶に新しいですね。
私も若くは無いので、アートフィルタを使いこなすことにかなり苦労しましたが、考え方が変わったのはある一冊のムック本からでした。
2012年5月発行されたものなので、内容も時代遅れではありますが、イメージを膨らませるのは十分です。ネット上でも良い記事は沢山ありますが、プロが著した本というのは、やはり読みやすいですね。
今回はお気に入りのアートフィルターの一つである「ラフモノクローム」で川崎駅前を撮影してみました。一般的なモノクロよりもコントラストが高く、力強い表現が特徴です。
このアートフィルタはどんな風にとっても格好良く仕上がる不思議なフィルターの一つです。
説明は必要ありませんね。交通標識です。
おなじみのマークですが、シンボルの組み合わせが独特の世界を作り出しています。
最新のファッションであるはずですが、レトロっぽく仕上がりました。
決して工事中ではありません。
ラフモノクロームでの影の表現がまるでジラフ柄に見えます。
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