:.☆.: カタバミ・スイモグサ・ムラサキカタバミ・ミヤマカタバミ・イモカタバミ カタバミ科カタバミ属:.☆.:*:・:.☆
夕方になると葉を閉じる "就眠運動" をし、葉が一方だけ欠けたように見えることから「カタバミ」と呼ばれるが、種類は多い。
別名「スイモグサ(酢漿)」は、葉や茎を噛むと、酸っぱいことに由来する。
「カタバミ」といえばすぐに「アカカタバミ」を連想し、手ごわい雑草の類のように思っていたが、花はなかなかきれいである。清楚にひっそりと咲く「ミヤマカタバミ」は、山野草の風情がある。
鮮やかな紫で、「四季咲き」のように長く咲いてくれる「イモカタバミ」は、花の少ない時期も、庭を賑わしてくれる。
「ムラサキカタバミ」と「イモカタバミ」はよく似ているが、後者の方が花の色が薄い(中心部はさらに濃い)ことと、根が「塊茎」であることから区別できる。
「ムラサキカタバミ」は、「江戸時代」に観賞用に持ち込まれたが、麟茎で爆発的に繁殖し、畑などでは、駆除が難しいとされている。
いずれの「カタバミ」も繁殖力は旺盛である。
「オキザリス」 :園芸用に栽培されているのは、カタバミ科カタバミ属のうち、球根性のもの。
「ミヤマカタバミ」2008/4/7仙台
≪別名≫ スイモグサ
≪名前の由来≫
カタバミ :夕方になると葉を閉じる "就眠運動" をし、葉が一方だけ欠けたように見えることから
スイモグサ :葉や茎にシュウサンを含み、噛むと、酸っぱいことに由来する。
ムササキカタバミ:花の色
イモカタバミ:根が芋の形をしている
ミヤマカタバミ:山地の樹林に生える。花色は白。小さめの「コミタマカタバミ」もある。こちらは葉の形がハート形が3枚。
アカカタバミ:葉も茎も赤茶。日が良く当たる砂利や石垣に生育する。花色は黄色
オッタチカタバミ:背が高く伸びあがったもの。花色は黄色。
「イモカタバミ」2008/6/19仙台
逢ふことのかたばみ草の摘まなくになどわが袖のここら露けき よみ人知らず 古今和歌集
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます