でばな。

モノスヤです

てばな。

って、もうバイバイかよっ！？
（「てばな」・・・地元弁で”じゃあね””またね”など別れのあいさつ）


てばな。
(￣ii￣)ズルズル (>人<) チーン!!

って、手鼻かよ。


違います。

でばな。

番茶も・・・って、それは「出花」。


でばな。「でばなをくじかれる」の。

今朝はＭ嬢の校外学習のため少し早起きして、お弁当準備。
いつもどおりの時間に学校へ出してやり、やれやれ。

今日は『魔の木曜日』だ。

午前中のグループ稽古が今日は休みなので（今月は木曜が５回ある）、
週一のバイトを午前のうちに終わらせて。

午後からは妹弟子と稽古しよ、と思っていたら。

さっきバイト先から電話。嫌な予感、オカンの悪寒。

「Ｎさん、ごめ～ん。
印刷やが新聞を出し忘れたから到着が１１時過ぎるの～～～」

ごめ～んじゃないよ。
電話寄越した上司に物申しても仕方ないけど。
いつもなら９時には着いてるはずなのに。

予定が狂った。

でばなを挫かれるとは、まさにこのこと。


しかし、”でばな”って鼻でしょ。
確かに出ようとして前のめりになった時、
最初に出るのは鼻かもしれないけど。

鼻よりデコとかアゴが出てる人も、いるよねぇ。

もしかしたら、
「出胸」かもしれないし。「出腹」かもしれないじゃん。

自分の横姿を見たら、
やっぱり鼻だったけどさ（胸じゃなかったけどさ）。


あ！馬か！！

鼻先の勝利とか言うよね？競馬！！

そういう意味で、
「馬に乗って出掛けようとした矢先に出掛けられないトラブルに見舞われる」
故事成語だね。

たぶん。

馬が鼻の骨を折るとか。転んで。ぶつかって。
肥溜めに落ちて。鼻、捻挫。
鼻。挫傷。

その挫くだったのか！！

～～～～～～～～～～～

ちゃんとしたところを調べてみたよ。

「でばなを挫く」は、「でばなを折る」と同じ。

”でばな”は出端と書き、
「出る途端・出際」の意味。

正しい意味は、

『始めようとする話や、しごとを妨げる。』

だそうです。

『鼻』のはなしじゃ、なかったのか。
（出鼻と書いてもいいようだけどね）


「出鼻」は、ちなみに。
岬などの、突き出たところを意味するそうです。終わり。