師弟関係は今も未だ“弟”であり今や“師”でもあったりする自分です。
(師...おこがましい気もしますが、いい加減そんな甘えたこともいっていられないデスネ。)
さかのぼれば35年超も師弟関係を、やってきて(師弟関係は、やるものかどうかは少し疑問ですが。
師弟関係に必要なものは、たぶんいろいろあるけど。
自分が思う師弟関係に必要なものは、
やっぱり信頼関係とコミュニケーションかなと。
思ったりします。
信頼関係を育むために、コミュニケーションが必要だなと感じる、というか。
自分は自分の稽古場で稽古始めに必ず各人と“ストレッチタイム”を持ちます。。
ウチの稽古場の特色を挙げるとすれば、まちがいなく一番にコレです。
(それ以外は笑いの絶えない稽古場とか、いろいろあるけど、どれも踊りに関係なかったり??)
ゴールデンウィーク中の稽古は、お休みも絡んで振替稽古の調整が必要になりました。
それぞれの希望日と、こちらの都合とすり合わせて振り分けたら。
7日の土曜は午前の師匠の稽古(代稽古)と午後から夜にかけて、
なんだかんだと10人くらいと稽古することになって。
ストレッチも含んだ時間配分や稽古順の予定を組んでいたら、
ウチの師匠が「ストレッチなんかそれぞれに任せて(他の人が稽古している間にでも)やったらいいじゃないの」と。
そう言ったから、ちょっと待て(否、待ってくださいと。
来る方が重なれば2人あるいは3人と一緒にストレッチすることも、ままあるけれど。
絶対的に、この時間は外せないんです(外したい希望とか急ぎの場合を除いて。
そこで自分と愛弟子は、コミュニケーションを図っていると思う。
部屋に入るときの、みんなの顔色をパッと見て本日の調子をある程度は見極めるけれども。
体を動かしながら言葉を交わしながら、
どんな肉体と精神の状態なのかを(一部だけれど)、それを踏まえて稽古のペースを変えたりもしてる。
それと職場から直行してくるメンバーも多くなるので、
その仕事モードを余暇モードにシフトチェンジする?みたいな??
そんな効果も、あるような気がしてます。
普通に着替え終えて稽古始めて稽古終えて、それではまた次回という稽古をしていたら。
ここまで(どこまで?と問われたら言葉に詰まりますが?)信頼関係を持てたかな、と思うと。
やっぱり自分は、この状態を続けて行くと思うし。
行きたいと希望します。。
それが好くて通ってきてくれる方たちなんじゃないかな、と思ってみたり。
他のお稽古場でも、
たとえばお茶飲みしたりお食事したりお酒飲んだり、とか。
たまに旅行に行ったり、とかそういう処もあると聞きます。
そうして、それぞれの稽古場の師弟関係が、より強いものになったりしてるのかな。
もちろん師が芸に魅力を感じさせなくては弟は付いてはこないだろうし(自分が弟としては最大の理由はコレです)、
そして人間的にも魅力的なことも。
そう思うと自分、精進精進と思います。背中も見られているしね~生き様とかも??
あ~精進精進!!
......
そんな師弟関係について、ちょっと考えたりしました。スケート世界選手権、観ながら。
地元紙に安藤ミキティの記事が載って、その中に、
「リンクの上で、もう言葉を交わさなくていい」
という言葉が(ミキティと師ニコライの)信頼関係の象徴として書かれていました。
ずいぶん我々も、その師弟の場面を観てきたけれど。
結集したんだなー、と感慨深く思う。
銀メダルを手にした小塚たかちゃんが、フリー滑りのあと真っ先に佐藤信夫コーチの元へ駆け寄り抱きついた。
その師弟関係が自分は一番大好きです。
周囲の目にも明らかな揺るぎない信頼関係は、きっと何か大きなものを得るのだと。
強く実感させてくれる。
あの出の前の、コーチがたかちゃんの背中をさする場面は何度観ても好いシーンです。
そういうものを得られたら、きっとその人の持ったもの以上のものが引き出される。
そんな気がします。
真央ちゃん次シーズンも佐藤コーチとの師弟関係を解消しないでほしいなぁ...(希望)。
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見守るしかできない1ファンですが...。
コーチとの師弟関係は、ぜったい的に変わってきていると観ていて思います。
ソチに繋がる道が見えているような気がしています!!