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食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【深谷×居酒屋編】七ツ梅酒造跡地の「二兎三兎」はレトロな居酒屋~♪

2021年04月17日 | 日記

NHK大河ドラマの関連で、深谷がにぎわっています。

 

私の家から深谷は、サイクリングの一泊コースとしてピッタりです♪

雨と風で「荒天」となり、仕方なく自動車で一泊旅行となりました。

 

昼間の渋沢関連施設めぐりは「散策編」に記載いたしましたので、こちらは「居酒屋編」です。

 

一泊なら、行きたいと思っていた地元の居酒屋も楽しめますもんね。

地元ならではの居酒屋は・・・と申しますと、七ツ梅酒造跡地の「二兎三兎」です。

深谷駅近くには、七ツ梅酒造跡地があります。

「七ツ梅」は元禄7年(1694年)に近江商人の田中藤左衛門が創業した清酒の蔵元でした。

圏内でも1-2を争う老舗の蔵元でしたが、2004年に廃業しました。

現在は「一般社団法人まち遺し深谷」が、歴史的建造物の保存・運営管理を行っています。

深谷市の中山道沿いにある酒造跡の通称として「七ツ梅酒造跡」と呼ばれています。

 
■遺し深谷公式HP : https://www.machinokoshi.com/pages/2592673/floormap
 
 

跡地には様々な店舗があり、

全国で唯一の“酒蔵”を改装した映画館「深谷シネマ」もあります。

■公式HP : http://fukayacinema.jp/?eid=1

 

その中の一つで、気になっている居酒屋が「二兎三兎」です。

こちらが駅方向からの道路に面している部分で、「二兎三兎」の赤ちょうちんが見えますが、お店は奥の方です。
 
まだ明るい時間帯なのですが、お天気が荒れていますので、すでに薄暗いです。
 
他に、夜の時間で営業しているお好み焼き屋さんや
 
古本屋さんの奥の方です。
 
表から見えるとおり、カウンターには2人程度、座敷には1席だけの小ぢんまりしたお店です。
 
 
平日は、テイクアウトもしくはお店の前で外呑みなんですね。
 
店主は、冬場は滝澤酒造で日本酒造りに携わっていますので、4月から9月までの不定期営業となっています。
 
営業していなかったら行けませんので、念のために電話で確認し、予約をしております。
 
 
料理メニュー、
 
飲み物メニュー。
箸置き。
 
「二兎を追うものは三兎を得る」という、縁起の良い店名ですね~♪
 

まずは、ビールとスパークリングワインを。

天豆と

厚揚げを焼いていただきました。

添えられている蕗味噌が美味~♪

ここで、日本酒がいただきたいな~、おススメを尋ねると、

「長野県の小布施ワイナリーで作られたものですが・・・」と、出してくださいました。

小布施ワイナリー?  ソガ ペール エフィス?

ワインでなく、日本酒をお願いしたいのですがーっ!!

いえいえ、よく見ると日本酒です。

 

これは、めったに入手することのできない、幻の日本酒でした☆彡

 

小布施ワイナリーはその昔、【泉瀧】という日本酒を作っていました。

しかし、第二次世界大戦中の日本の国策で主食となる米を使った日本酒の醸造が禁止されました。

その後、果実酒としての免許を取得してリンゴ酒やワインをつくり、再度、日本酒免許取得。

小布施ワイナリースタッフ全員が雪と厳寒でワイン畑仕事ができない数週間だけワイン造りから離れ、

趣味で極少量を小さなワイナリー内で作り上げるSAKE、幻の酒というわけです。

 うーん、このフレッシュな味わいの酒にはそんな経緯があったのですね~♪

 

その後、ワインをいただきたいと伝えますと、

色々と出してくださいました。

全てを、1杯づつ頂くことに致しました。

 

すみません、ここから先は酔っ払い状態で、詳細はよく覚えていませんが・・・、

記憶が間違っていましたら申し訳ございません、

白ブドウなのに赤ワインの作り方で作ったワイン、

赤ワインなのに白ワインの酵母で作ったワイン。

小川町にある武蔵ワイナリーの小公子という赤ワイン、

中ほどにある、赤ワインの小公子と同じ柄の小さなボトルは、小公子を作る前のぶどうジュースだそうです。

その他に、シャルドネとなんだったかのブドウを使った、深みのある味わいのワインとか、

小布施ワイナリーの「ちゃぶ台ワイン」と呼ばれているもの、つまりテーブルワインとか。

 

次々と珍しい話題を聞きながらいただくことが出来ました。

 

ワインに合う料理を見繕っていただきました。

カリフラワーのポタージュ。

地元野菜を使った、体に優しい味です。

「たまごふわふわ」

本当に、ふわふわです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

使っている卵は1個だけ、ひたすら泡立てたものをお出汁と共に加熱しているのだとか。

普段は和風のお出汁を使っているのですが、ワインに合わせるためにコンソメ味にして下さいました。

「もやしを入れておきますね」

なんと、もやしからも美味しい出汁が出るのです。

そして!!

そのもやしは、なんと、

「戦うもやし」なのだそうです。

スーパーで1袋19円で販売されているもやしは別物です。

頑張れぇ~っ!!

と、声援を送りたくなります。

 

ワインのツマミに、たまたまあった深谷牛を焼いていただいたのですが、

付け合わせの野菜も地元の特産品で、どれも味わいが深いです。

もちろん、その、戦うもやしも添えられています。

 

ホタルイカの炙りが、柔らかい干し具合で絶妙に美味しいです。

 

最後にいただいた日本酒は、ラベルがありません。

店主の隠し酒として説明は伺いましたが、具体的にはよく覚えていません。

ただ、とても美味しかったです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

この器も手作りだそうです。

飲み口が薄く、美味しくいただけるように考えられています。

 

デザートにピンクのブランマンジェ。

ピンク色といえば、イチゴ、ぶどう、桜・・・などを思い浮かべますよね。

全くの予想外!!

ロゼの酒粕を使ったものだったのです(;'∀')

 

外は雨風強く、店内は他にお客も少なく、落ち着いた空間です。

施設内なので、人通りもありません。

のんびりと店主の話を聞きながら美味しくいただくことが出来ました。

 

今日の料理は、本当にご馳走だと思いました。

おすすめの酒は、文字通り走り回って手に入れたものです。

食材は地元のものですが、どのように調理したら美味しいか、飲み物に合うか、

私共には想像の出来ない、店主のセンスです。

 

これだけのものをいただいて、お支払い金額は、ボードに示してあるような価格×いただいた盃、皿の数です。

価格の示されていない珍しい酒も、他のものと同程度なのです。

 

なんて、素晴らしい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

観光がてら立ち寄るにはとても良いのですが、営業していない日もありますので要確認です。

(店舗情報)

■二兎三兎

住所 : 埼玉県深谷市深谷町9-12

(七ツ梅酒造跡内)

電話 : 070-5509-1386

営業時間

昼/11:30~15:00

夜/18:00~21:30

定休日 : 月曜日・火曜日の昼

※冬期(10~3月は酒造りのため休業します)

 

公式HP : https://nitosanto.wixsite.com/nitosanto

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【深谷×散策編】渋沢栄一関連の施設を満喫~♪

2021年04月17日 | 日記

(見出し画像は、渋沢栄一アンドロイドです @深谷市)

NHK大河ドラマの関連で、深谷がにぎわっています。

 

北区の大河ドラマ館は既に行ってみたのですが、やはり、深谷に行ってみる事にしました、

一泊で!!

一泊?

私の家から深谷は、完全に日帰り圏なのですが・・・!?

 

今回は自転車でお出かけしようと計画したのです~♪

地図を見てみると、渋沢栄一記念館は利根川サイクリングロードからすぐ近くです。

こんなロケーションを見たら、自転車でお出かけ以外の選択肢は考えられませんっ!!

 

しかし、天気予報は、「大荒れ」となりましたので、やむなくアクセス手段を自動車に変更し、

一泊で深谷の居酒屋も堪能することにいたました(^_-)-☆

 

こちらの昼間の散策を「散策編」、夜の居酒屋は別途「居酒屋編」に記載いたしました。

 

関連施設と言ってもイロイロあるのですが、

主だったこの4か所は、2日前までにネット予約が必要となっています。

 

渋沢栄一記念館 アンドロイド見学(所要時間30分)
渋沢栄一記念館 資料室(所要時間30分)
旧渋沢邸「中の家」 見学(所要時間30分)
尾高惇忠生家 見学  (所要時間30分)

それぞれ予約を取ってみたのですが、所要時間はわかるものの、移動のために必要な時間がよく分かりません"(-""-)"

問い合わせ先に電話をしてみました。

 

すると!!

なんと、電話で応対してくださったのが、

「渋沢栄一記念館の渋沢です」

し、しぶさわさんが答えてくださいました~っ!!

 

大変丁寧に教えてくださいまして、

ありがとうございます(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

公式HPのネット予約 : https://shibusawaeiichi.resv.jp/reserve/calendar.php?x=1618296035

 

後ほど、館長さんのお名前が渋沢さんであることが分かりました。

 

全ては午後になるように、まとめて予約完了しましたので準備完了、

予約のいらない「晴天を衝け 深谷大河ドラマ館」からスタートです!!

こちらの大河ドラマ館だけ入場料が800円、あとは無料の施設ばかりです。

屋外トイレの壁まで、一万円札~♪

入るとすぐに、ドラマの撮影セットが再現されています。

本当の撮影セットは、群馬県の安中市にあるのだそうで、こちらはドラマ館様に作られたものです。

中の家(なかんち)の様子です。

こんな感じでしたね。

ドラマのタイトル「青天を衝け」につながる漢詩を渋沢が詠む重要なシーンは、妙義山という設定になっています。

しかし、実際の撮影は、谷川岳で行われたようです。

谷川岳ならロープウェーも利用できますが、妙義山の山頂に登って服装も整えて撮影ってのは大変ですもんね~。

外に出ると、記念の撮影サービスが用意されていました。

右側の出口方向に行くと、深谷の物産品の売店です。

やはり、イチオシは深谷ネギでしょうか。

それにしても、巨大なネギがありますね♪

リーキという西洋ネギだそうです。

 

ここで、お昼は「蕎麦工房宿根 辻九」で済ませてから、予約した次の見学場所に向かいます。

 

「尾高惇忠生家 」に13時の予約です。

駐車場横に、自転車用のラックも完備されていますね~♪

スタッフの方が10分程度説明してくださいます。

惇忠の弟さんはかなりのイケメンで、新選組の 沖田総司に次ぐイケメンとされているとか。

この辺りの人たちが、体格もよく、頭脳明晰で女性も美人が多かったのは、何か栄養面でも違いがあるのでしょうか。

 

家業である藍は、かなりの収入になったそうで、藍玉一玉が現在の10万円相当になったそうです。

経済的に余裕があったことも、関係しているのでしょうか。

裏手のレンガ造りの蔵はフランス式、レンガ工場でのキズモノを集めて造ったそうです。

 

次に、13時半予約の「中の家」(なかんち)と読むそうです。

こちらも、スタッフの方が10分程度説明してくださいます。

 

座敷には、80歳の渋沢栄一のアンドロイドが紋付袴で座っています。

資料館のアンドロイドは70歳の時のお姿なのだそうです。

あの蔵の向こう側には、

隣接して煮ぼうとうのお店があります、ここでのランチもよいですが、これからの季節は暑そうですね。

駐車場は広々としていますので、ここに駐車したままで

目の前の諏訪神社に行けます。

こちらは、獅子舞をするシーンがドラマにも描かれていますが、常に帰郷の旅に真っ先に立ち寄る場所だそうです。

参拝すると、お賽銭箱の横に、丁寧に説明された資料が用意されています。

こんな案内もありました。

 

14時半予約の「渋沢栄一記念館 資料室」

それぞれの展示物は、撮影禁止です。

スタッフの方が、10分程度の説明をしてくださいますが、この説明はとても分かりやすいです。

渋沢栄一生家の家業の藍が高価なものだったのは、防虫剤のない時代に防虫効果があったからなんですね。

1階で、アンドロイドの時間までを過ごして2階に移動します。

 

15時予約の「渋沢栄一アンドロイド」

アンドロイドが20分程度の講義をしてくださいます。

講義後は、1人づつ記念撮影の時間もとっています。

 

 

他に、是非とも立ち寄りたいところとして

 

「誠之堂」と「清風亭」の2つの建物があります。

深谷市で生まれた渋沢栄一にゆかりの建物で、平成11年に東京世田谷区から深谷市に移築されたのだそうです。

こちらも、スタッフの方が10分程度説明してくださった後に、自由に中を見学する事が出来ます。

渋沢栄一記念館から深谷駅までの途中にありますので、立ち寄りやすいです。

こちらが、誠之堂です。

渋沢栄一の喜寿(77歳)を祝って第一銀行の行員たちの出資により建築されました。

中の様子で、

ステンドグラスが凝っています。

 

清風亭です。

大正15年に第一国立銀行の頭取であった佐々木勇之助の古希を記念して 建設されました。

中も素敵な造りですね。

 

ここで、16時半です。

 

本日はここまでとして、深谷駅近くのホテルから居酒屋に向かいます。

気になっている七ツ梅酒造の跡地にある「二兎三兎」という居酒屋なのですが、詳しくは「居酒屋編」として別ブログと致しました、

ご覧いただけますと幸いでございます(^_-)-☆

 

 

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