(美保館本館、夜の公開時間の様子です)
今回の山陰旅の宿は、妖怪の街である「境港」対岸の美保関です。
台風近づく荒天なのですが、山陰はそんなお天気がよく似合いまから、問題なし~♪
港に面した通りの「美保館」は、カニ目的で予約致しました。
しかし、期待以上に素晴らしい見所が沢山ありまして・・・。
まずはお散歩しましょ、近くにある美保神社から。
神社入口に向かって右側には、
仏谷寺まで続く「青石畳通り」がありますが、江戸時代の参拝道の遺構です。
この様な景観が続きます。
この建物が美保館本館です。
明治38年(1905年)に建てられた、築120年となる旅館で、
一般には公開されていませんが、宿泊者であれば朝食会場ともなっていますので、
夜の開放時間と朝食時間に見学することが出来ます~♪
海岸の通りからは、こんな路地でつながっています。
真ん中が吹き抜けとなっていて、
ガラスの天井?
以前は屋外の中庭となっていたのですが、後にガラスで覆ったのだそうです。
ですから、雨樋があったり、時々雨漏りがしたりします。
こちらの、中二階のような場所へ
右と左は別の句となっていますが、
「一筆を 書かねば通さぬ 美保関」、湯川秀樹・・・、
ノーベル賞物理学者の湯川秀樹さんじゃありませんか!!!
この地方らしいお酒として、「山陰」を頂くことに致します~♪
初対面の方ともお話ししながら、ゆっくりと時間が流れていきます~♪
さてさて、朝食はこの建物の2階でございます。
外をみるとお天気は、かなり荒れています。
女将が、「伊藤博文さんが書かれましたのよ」って・・・、あの!?
朝は、barカウンターに置かれたコーヒーを自由に頂くことが出来ます。
やや濃いめの美味しいコーヒーで、夜とは趣が違います~♪
新館に飾られた写真ですが、
現在の天皇陛下が皇太子殿下だった頃にいらっしゃったのですね。
あら、釣りバカ日誌の撮影でも!!
こちらの旅館、宿泊客には無料で釣り具・釣り餌を貸し出ししています。
目の前の岸でアジやカサゴ、時にはメバルやキジハタが釣れるのだそうです。
到着してから、美保神社や青石畳通りの散策、夜は美保館の見学、
朝は美保神社の神事、釣りをして帰ることが出来るなんて・・・。
対岸の鬼太郎ロードと併せると、老若男女楽しめますね~♪
美保神社の神事である巫女舞と、カニ料理については別編として
アップさせて戴きますので、よろしくお願い致します~<(_ _)>
(施設情報)
■ 旅館 美保館
公式HP : 旅館 美保館 公式サイト (mihokan.co.jp)
■ 松江観光協会美保関支部
公式HP : 美保関について | 美保関公式観光ガイド
■ 美保神社
公式HP : 美保神社 | えびす様の総本宮 | 島根県松江市美保関町