゛たまご祭り゛では、大きい組は、
そこで何か自分達のしたいことをやる日です。
去年までは、お店やさん、迷路などでした。
今年の大きい組は、何をやるのでしょうか。
去年まで、野外で たまごまつり をやっていたのですが、今年は初めて
室内で開催することになりました。
どんな場所なのか?大きい組の子達に見に行ってもらうことになりました。
お祭りをする場所を見て、自分達のやりたいことをイメージしていけるといいなあ。
朝の会の後、バスの時間があるからと、早速集合です。
そう、なんと今回、バスで行くのです。
朝の会の時は、照れてめんどくさいなあ~ と声が出ていたけど、
いざ行くとなると、さっさと準備する大きい組。
付き添いの母の私が、おいていかれそうでした。
トヨタのおいでんバスに乗ります。
幼稚園児は、無料なのですが、大人1人 200円なので、
2人付き添いの大人のお金を50円玉にして、1人一枚づつ持っていきます。
バスでは、1人50円づつ払うことになります。
みんな、自分のお財布を持って行きました。
Kたが遅れて、現地集合の為、7人で出発です。
バス停までの道、話題になるのはデザートのこと。
今回のお楽しみは、持ちよりデザート。
何か1品、デザートを持って交換するのです。
子ども達の間では、フルーツ交換と呼んでいました。
悩みながら歩いているのは、Hの。
「どうしよう~、みかん、半分づつなんだけど、数があるかな~」
前を歩いている人を数えて、不安そうです。
全部で8人と大人2人でしょ、と一生懸命考えています。
隣りで、驚いているのは、Hり。
「ええっ、みかん」
「ええっ」
3人、みかんだよ~ とLおと、慌てています。
「みかんもいろんな味があるから、楽しめるよ~」
と言われて、納得。
バス停の前の道は、歩道が無く車がすれすれ通る道路。
1人づつ、1本の線になって歩きます。
バス停で、ちょっと盛り上がり、やのちゃんに止められる、場面も。
時刻通りやってきたバスに乗り込みます。
整理券を取り、2人づつ席へ。
前回、バス遠足をしているので、バスの乗り降りは慣れてきました。
「どこで降りるの?」
と聞いて、降りるバス停でブザーを押すのも慌てずにできます。
降りるときは、50円づつ自分のお財布から、お金を払いました。
バス停を降りると、普段、森のたまごの子達が歩きなれない、町の歩道です。
付き添いの私が、緊張してしまいました。
前から、自転車は来るし、信号や横断歩道が続いています。
でも、大きい組さんも緊張しているからか、
「どうするんだっけ?」と聞くと、
2人づつ手をつないで、歩きだしました。
しばらく、町の道を歩き、会場となる建物の敷地の公園に到着すると、
やっと、みんなひと安心した様子。
Kたと合流して、公園でしばらく遊んだ後でお昼にしました。
お弁当は、デザート交換でした。
早速、交換タイム。
みかん、りんご、なしなど、フレッシュな顔ぶれです。
Mんの飴に一番、歓声があがっていました。
本人は、フルーツではないのが恥ずかしかったようで、子ども心は複雑です。
やのちゃんのスイートポテト、甘くて、おいしくいただきました。
Lおが、「順位をつけます~、1位、やのちゃん 2位~」
と口にした順に、美味しかったものをあげていると、離れた所にいたKたが、
「オレのりんご、誰かLおにやって~、オレのは何位だ~」
とエントリーを希望。
Kたのりんごを食べたLお、
「1位、やのちゃん、1位、Kた、2位~ 」
「1位は1つだ~ 」 とKた。
同列1位は無いのね~、と笑ってしまいました。
お昼のお弁当もしっかり食べ、デザートも味わっていると、
なんと、お祭りの場所の見学時間が無くなってしまいそうになりました。
いそげ~ と、皆をせかして、建物へ。
2階の広い会場を見せていただきました。
舞台もあり、Hた からは、
「体育館みたいだね」という声。
そう、しっかり走り回れるスペースがある会場なのです。
女の子達は、窓側の壁にしようと話していました。
男の子達は舞台下の角が気に入ったようです。
帰る道々、Lおが「舞台があると分かったのはよかった」と話していました。
みんな、具体的にイメージができたかな。
帰りも、バスで帰りました。
帰りは、慣れてリラックスしたのか、公園で拾った木の枝を杖にして、
そのまま、Hたは乗っていましたね。
(こなんちゃん)
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