野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日は畑の日。10年間のたまごたちがお世話になった畑は今年度でお返しすることになっており、もうすぐお別れです。
朝の会を終えると、暖冬とはいえ2月の寒い中(昨日、雪降ったよね?)、さっきまで泣き顔だった子も誰一人残らず川へ向かってダッシュ!!
たまごには、「畑+当番たかりん=川」の方程式があるみたい、、、
散歩途中のおじさまたちも、「元気だねぇ」と驚き顔です。
泥水の中をジャブジャブ入って、網でガサゴソ探り、赤ちゃんザリガニ見っけ!
スニーカーで来たKタは靴を濡らしたくないので力持ちのKルに抱っこしてもらい、川の対岸へ渡ります。
その後、探検チームは上流へ進みびしょ濡れで川の滑り台遊びを楽しみ、秘密基地チームはてんとう虫を沢山集めててんとう虫祭りを開催、早弁チームは美味しいお弁当をいただきました。
それからも、、、
お弁当を食べながらのもり組会議で、来週の登山の打ち合わせをしたり、焚き火で芋を焼いたり、みっちーのウクレレに合わせて歌ったり、収穫を終えた畑での大規模な河川工事が行われたり、スコップを隠して見つける遊びをしたり、ひたすら土をすくっては投げるを繰り返したり、畑の隅っこに座ってどうやって石を投げるか話し合ったり(何故だか石は投げない)、大きな花びらの舟を浮かべたり、それぞれが好きなことを好きなように、ただただ楽しんでいました。
大人は子どもたちのそんな姿を幸せだなぁ。ずっと続いたらなぁ。なんて思いながら見ていました。
帰りの会、「もり組さんがたまごで過ごすのはあと何回かなぁ。」の言葉に、「言わないでー」とうるうるしちゃったYイ。
そうだね、新しい生活のワクワクはあるけど、たくさんの楽しい思い出がある場所や友達との別れには、心がキューっとするのかな。
卒園まであとわずか、やりたいことぜーんぶやりきろうね!
今日は保育日誌に書ききれないくらいにたくさんの楽しいがあって、思い出をたくさん持ち帰ったせいなのか、、、
リュックサックを忘れたKマを筆頭に、お荷物のお忘れ物がたくさんでした笑。
(年少母まー)