年長もりぐみ、秋の遠足。
5人そろって恒例の矢並湿地へ行きました。
前日の帰りの会で伝えたこと。
“ここでしか育たない動植物が見ることができる”
“地域の人が関わることで大切に守られている場所”
“小学生が湿地の秘密を教えてくれるよ”
朝の会をすませて、
シャトルバスに乗り湿地へ。
今年もきれいに咲いていた一番人気の
シラタマホシクサ。
小学生がシラタマホシクサについて詳しく教えてくれました。真剣に聞き入るこどもたち。
Q.細長くても直立できるのはなぜ?
A.茎をよく見るとゆるくねじれているから
実際にさわってみたら、ねじれていることを確認できました。
他にもジョロウグモの蜘蛛の巣の秘密や、
日本で一番小さいハッチョウトンボの特徴などパネルや実験でとてもわかりやすく説明してくれました。
そして小学生相手に堂々と質問する姿をみて 、散策を楽しむ人たちが足をとめます。
「しっかりしてるな~」と声をかけてくれるおじさま。
スケッチブックをのぞきこみながら「素敵ね」と笑ってくれるおばさま。
「何歳?」「どこからきたの?」「わたしにも孫がいてね…」
大きな岩の上でじゃれあっていたら
「元気でとてもいいわね」「サインをもらっちゃおうかしら」 そんなリクエストにこころよくこたえます。
そして「あなたたちが大人になるのが楽しみよ!」とも。
ほんのすこしの時間、立ち止まり人と人が出会う。 目線の先にはこどもたち。
いつか
「クモの巣のたて糸は丈夫でよこ糸はねばねばしてた」 「ねころんで鼻水をたらしながらお花の絵を書いてた子がいた」「知らないおばさんのハンカチにサインした!」
と思い出して、じんわりとあたたかい気持ちになってくれたらうれしい。
去年もこんな遠足報告を聞きました。
もう季節がひとまわり。
なんて、はやい。
帰りのバス乗車30秒前まで楽しむ。
楽しくて仕方ない様子をずっと見ていたいけど、そろそろ年少はっぱぐみ、年中こえだぐみが待つ場所へ帰ろうね。
★ラムサール条約登録「矢並湿地」
一般公開中。 あす13日(日)まで。
台風がじわじわと近づいてきています。
どうか各地で被害が拡がらないことをねがいます。
(スタッフみゆき)
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